第607回東北放送番組審議会 議事概要
■開催日 | 2019年6月12日(水) |
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■場 所 | TBC本社役員会議室(仙台市太白区) |
■出席委員 |
海野道郎 委員長、杉浦永子副委員長、天野晴華 委員、原谷守 委員、 須田ゆう子 委員、阿部憲子 委員、春浪隆夫 委員、嘉藤俊雄 委員 (コメント参加) 森潤一 委員 |
◎ | テレビの映像では伝えることが難しい題材を、ラジオの良さを最大限に生かして表現した。 |
◎ | これまでの震災報道で光が当たらなかった地道な活動にスポットを当てた質の高い番組。 |
◎ | 命の尊厳を守るという使命感をもって尽力した歯科医師の皆さんの存在を知ることができた。 |
◎ | 特別な演出や脚色をせず、インタビューを淡々と連ねる形にしたことで、当時の様子がよみがえりリアリティを感じる作りになっていた。 |
◎ | それぞれのインタビューから、ジャーナリストに必須の真実を聞き出す人間力が感じ取れた。 |
◎ | 60分聞き続けるのが辛い内容ではあるが、3月11日にこういった番組を放送することに意義がある。 |
◎ | 将来の災害対応の教訓やIT技術の活用といった問題提起もあり、警察、消防などの関係機関にぜひ聞いて欲しい番組。 |
◎ | 取材からスタートしたのではなく、プライベートで知り合った方のお話しを聞いて構想した番組。テレビメディアが取り上げてこなかった活動を紹介したいと思った。ラジオなら伝えられるのではないかと考えた。 |
◎ | 一人の歯科医師をヒーローとして取り上げるのではなく、多くの歯科医師や関係者が震災対応に使命感を持ってあたった事実をドキュメンタリーとして伝えなくてはならないと思った。 |
◎ | 内容的に重い番組だが、形にして残しておきたいという想いが強かった。震災から時間が経つにつれて意識が薄れがちだが、地道に震災を語り継いで行く必要があると考えている。 |