第620回東北放送番組審議会 議事概要

■開催日 2020年10月9日(金)
■場 所 tbc本社 役員会議室(仙台市太白区)
■出席委員 鈴木陽一 委員長、須田ゆう子 副委員長、原谷守 委員、
阿部憲子 委員、森潤一 委員、春浪隆夫 委員、早坂宏美 委員
(コメント参加) 天野晴華 委員、嘉藤俊雄 委員

議事の概要

議題
・ テレビ番組 「日本のチカラ ペンターン女子〜半島で私らしく生きる!〜」
放送 2020年9月13日(日) 午前6時00分〜6時30分

(番組内容)
「ペンターン女子」とは半島の英語「ペニンシュラ」とUターン、Iターンの「ターン」を合わせた造語で、全国各地の半島に移住してくる女性のこと。気仙沼市唐桑半島にも各地から移住してきた女性たちがいます。移住を決断した女性の思いや背景は様々ですが、地元の人たちとの交流を通して街に新しい風が吹き始めます。

(委員の主な発言)
元気な若い女性たちからパワーをもらった。
移住してきた女性たちのそれぞれの思いや、地元の人たちとの交流が織りなす物語が、見た後に心地よさを残す作品だった。
ドキュメンタリーであるが、人の輝きに満ちた青春ドラマ的な要素があった。
なぜ半島に移住するのかと思ったが、外部の人を受け入れる地域の力があることが分かった。
地方創生や、都会から地方への分散の成功例として期待したい。
多くの題材を詰め込みすぎて、内容が散漫になっているように感じた。
移住した女性たちのその後の様子を続編として番組化して欲しい。
地方の放送局として、地域活性化につながる番組制作に努めて欲しい。

(制作側の発言)
番組で伝えたかったペンターン女子の多様性や、唐桑の移住者を受け入れるオープンな環境といったことをご意見として伺うことができて嬉しい。
移住者を受け入れる環境は、震災ボランティアを通して地元を変える力になってくれるという信頼感から生まれたもの。