第624回東北放送番組審議会 議事概要

■開催日 2021年3月12日(金)
■場 所 仙台国際ホテル(仙台市青葉区)
■出席委員 鈴木陽一 委員長、須田ゆう子 副委員長、天野晴華 委員、
原谷守 委員、阿部憲子 委員、春浪隆夫 委員、早坂宏美 委員
(コメント参加) 嘉藤俊雄 委員

議事の概要

議題
・ 「2020年度の放送を振り返って」

(委員の主な発言)
自社番組は全般に明るく前向きで、勢いが感じられる。
東日本大震災から10年が経過したが、引き続き震災の風化を防ぐ役割を継続して進めて欲しい。
新型コロナウイルス報道などでは、科学的な知見を上手に活用していく必要があるのではないか。
地元出身の演劇人の起用など、新しい才能の発掘を期待する。
防災や減災の取り組みとして、日ごろから災害から命を守る行動が習慣として浸透するような報道、番組を心がけて欲しい。
新型コロナウイルス感染拡大で閉塞感が増す中、気持ちが前向きになれるような報道を期待したい。
刺激の強い情報に流されることなく、冷静に有益な知識や情報を伝える姿勢で、生活の安定と向上に寄与する番組作りを期待する。
報道については、切磋琢磨して地元のジャーナリズムを活性化させるという意識が感じられる。

(制作側の発言)
ラジオ番組では、ワンマン運行など、効率を考えながらも質が高く面白い番組作に知恵を絞っている。
テレビでは、生活様式が変化する動きを捉え、平日午前中に新しいスタイルの新番組の制作を検討している。
震災から10年が経過してもスタンスは全く変わらないが、全国へ向けた発信についてはよく考えながら取り組んでいく。