第629回東北放送番組審議会 議事概要

■開催日 2021年9月10日(金)
■場 所 tbc本社 役員会議室(仙台市太白区)
■出席委員 鈴木陽一 委員長、天野晴華 委員、原谷守 委員
阿部憲子 委員、早坂宏美 委員、白藤高顕 委員
(コメント参加) 須田ゆう子 副委員長、武田健久 委員

議事の概要

議題
・ ラジオ番組
「3.11みやぎホットライン」
放送 2021年5月10日(月) 午後7時〜7時30分

(番組内容)
この番組は、東日本大震災発生1か月後の2011年4月にスタート。今も継続して、震災に関する情報を毎週月曜日午後7時から30分間、生放送で発信しています。
今回は被災地のコミュニティ形成に尽力する団体を取材したほか、リスナーから寄せられた震災発生時の記憶・体験メッセージを紹介しました。

(委員の主な発言)
10年以上毎週生放送を継続していて、震災に対する局の思いや姿勢が伝わる。
被災地で地域の交流作りに尽力する団体の取材企画は、心の復興の大事さを伝えていた 。
穏やかで柔らかい雰囲気の進行だが、メリハリが薄め。現場音を多く使い、臨場感を出すと良いのでは。
若い制作者として、コロナ禍の中で、震災から次の10年をどう伝えていくかも見据えてほしい。

(制作側の発言)
コロナ禍の中で、取材時期の説明を加えるなど、伝え方にもっと配慮をした方がよいと感じた。
制作者である自分がどう感じたか、何を伝えたかったかを、最後のまとめとして表現できればよかった。
震災から10年が経過し、今後は地域でのコミュニティ作りも新しい形に変化していく。そのような切り口も含めて取材を重ねていきたい。