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映画「蝉しぐれ」を監督された黒土三男(くろつちみつお)さん、主人公・文四郎とふくの子供時代を演じた石田卓也(いしだたくや)さんと佐津川愛美(さつかわあいみ)さんがTBCにいらっしゃいました。撮影についてのお話や映画のみどころなどなどについてじっくりとお話を伺いました。 〔2005年9月27日〕
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●黒土三男〔監督〕 熊本県出身、立教大卒業後、木下恵介プロダクションに助監督として2年間所属。以後独立してフリーの監督、脚本家として活躍。「オルゴール」(89年)、「英二」(99年)など。 ●石田卓也〔文四郎・子役〕 第15回JUNON SUPER BOYコンテスト読者投票で1位を獲得、最終選考でフォトジェニック賞を受賞。本年3月にTBSドラマ「青春の門−筑豊編−」に出演。87年生れ、愛知県出身。 ●佐津川愛美〔ふく・子役〕 テレビドラマ「ほんとにあった怖い話」「がんばっていきまっしょい」に出演。本作がスクリーンデビュー作。88年生れ、静岡県出身。
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◆作品を観客席で見た感想は?
〔石田〕 この映画が初の演技で、不安もありました。1回目はちゃんと見ることができませんでした。 〔佐津川〕 私も、ちゃんと見られませんでした。自分を見るのが恥ずかしい感じがして・・・。
◆想い出に残ったシーンは? 〔石田〕 矢場の坂(父の遺体を荷車で運ぶ)のシーンは、ぜんぜん進まなくて大変でした。しかし、一番心に残る良いシーンでもあります。
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〔佐津川〕 夏の撮影が結構長かったですね。冬の撮影は寒くて大変でした。印象に残ったシーンは私も同じく坂のシーンです。
◆まわりはベテランの役者さんばかりでしたが? 〔石田〕 (皆さんを)見ているだけでも勉強になりました。特に、母親役の原田美枝子さんからは演技のことについて教えていただきました。 〔佐津川〕 現場の緊張感に、最初は戸惑いましたが、だんだんそこに居ることが嬉しくなりました。また、スタッフのチームワークにも驚きましたし、そこに自分が入れたことも嬉しく思いました。
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◆作品について 〔黒土〕 日本人の男と女の愛の物語です。言葉で恋を説明するのではなく、あうんの呼吸で感じ取る・・・空気の流れの中から心を通わせ合って行くという愛の形です。藤沢作品の凛とした透明感、薫り高さを出すことにつとめました。
◆風景がとても美しい 〔黒土〕 撮影の8割以上は山形の庄内です。北国の持っている空気の美しさ・・・川の光であったり、青い空であったり、木々のささやきであったり・・・そういう美しさがそのまま出たのでしょう。
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◆見どころをご紹介ください 〔黒土〕 木村佳乃という女優の本当の凄さと美しさ、歌舞伎界の市川染五郎という稀な優れた俳優の侍姿・佇まいの美しさ・殺陣の見事さを堪能してください。世界に誇れる俳優・女優が演じる愛の物語を見て欲しいと思います。また、時代劇は活劇であり、エンターテインメントです。そういった点でもお楽しみいただけるものと思います。 〔佐津川〕 私の初の演技であり精一杯演じました。ぜひ大きなスクリーンでご覧下さい。 〔石田〕 自分と同年代の人達にも見ていただきたいと思います。
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●取材日記のおまけ
インタビューアーとして取材にあたった若生アナウンサー。スーツ姿の石田さん、ドレス姿の佐津川さんとお会いして、スクリーンのお二人とイメージが違いすぎ、しばし呆然。ちょん髷、着物姿は時代劇の中だけですもの・・・。しかし、話が始まると、爽やかで初々しい印象はまさしく映画どおりでした。黒土監督には、聞くより先に映画を観た感激を熱く語ってしまったのでした。
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●オンエアー |