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ハンギングガーデン作りに挑戦
夏休みに親子で挑戦して頂きたい「ハンギングガーデン」が、今回のテーマです。
寄せ植えの鉢を地面に置くのではなく、高さをつけて壁などに飾るものです。
さっそく早坂ひろみ先生と、苗の買い出しへGO!
6月にオープンしたばかりのムサシ名取店にやって来ました。
広い店内には、ガーデニング用品や生活資材がズラリ。ココからハンギングガーデンにピッタリの植物を選んで行くのですが……。
ワイルドに行きたい僕と、エーゲ海風にオシャレな演出をしたい早坂先生。
一見、矛盾する2つのテーマを解決してくれる寄せ植えは一体どんな物なのか。
先生いわく「ハンギングガーデンは葉物だけでじゅうぶん面白い」との事。
たしかにそのほうがワイルドに出来るかも!?
葉物を見る際には、同じ種類でも葉っぱ同士の間隔が上下に詰まっている物を選ぶようにしましょう。
葉っぱの間隔が広い物は、日光があまり当たらない場所で育った可能性があるという事ですよ!
夏場は観葉植物を屋外で楽しむ事の出来る季節でもあります。葉っぱが大ぶりで、とても個性的な「マランタ・エリストネウラ」に一目惚れし、メインの植物に採用!
オスカー女優級の存在感で、ガーデンを華やかな物にしてくれるでしょう。
あれこれ12の苗を葉物だけで揃えましたが、大きさ・形・色・質感などの個性は実に様々。
寄せ植え作りが楽しいものになるのは、間違いありません。
ウォッチンガーデンに戻り、さっそくハンギングガーデンの作業に入ります。
ワイルド&エーゲ海という困難なテーマを解決する早坂先生のマル秘アイテムは、何と白い流木。
これをあれこれ組み合わせる事で、鉢を作ってしまうのです。いやぁ、その発想力に感服しました!
ビスとドリルで木組みを固定して行きます。
途中、早坂先生が流木を台座ごとビスで打ち抜いてしまうハプニングもありましたが、何とか30分ほどで入れ物が完成。
土が漏れないように、網戸(使い古しの物で構いません)を内側に敷き、タッカー(ホチキスの一種。挟めない物にも使えて便利です)で、しっかり留めましょう。
バーミキュライトとピートモスに、炭を加えて土作り。
保水力を高めるため、ミズゴケを使います。これまた土が漏れないように、ミズゴケ先にから入れて下さい。
植物の苗は根崩しした後、ミズゴケでしっかり包んでから入れ物の隙間に押し込みます。
ギュギュッと結構力を入れて押し込んでも大丈夫ですよ!葉っぱの形や大きさなど、バランスを考えて配置して下さい。1つのハンギングガーデンに、苗の数は10+αが適当です。
いかがですか?ワイルドなうえ、どこかエーゲ海という、大変オシャレな仕上がり。
始めは半信半疑だった僕も、なるほど納得です。
かれこれ1時間以上の作業になりますが、親子で会話を楽しみながらゆっくり取り組むのにピッタリです。
ぜひ皆さんのお宅でも、チャレンジしてみて下さいね。
あ、そうそう。
ハンギングガーデンは下から水がどんどん漏れて行きます。水は多めに与えて下さい!
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