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冬のはじめのオシャレガーデン feat.球根
今回のウォッチンガーデンは、球根をフィーチャーです。
球根といえば小学生の頃、ヒヤシンスを水耕栽培で育てた事があります。何だか、懐かしいです!
というわけで、さっそく今回も、早坂ひろみ先生に教えて頂きましょう。
先生が用意して下さった球根は、おなじみチューリップと、ムスカリ、それにバビアナの球根です。
コレを鉢に植えて行くわけですが、先生……鉢に軽石を敷き、その上に土を鉢の8分目ぐらいまで入れたところで、球根をごくごく浅く植えました。
球根を植える時は、穴はそれほど深く掘らなくても良いそうです。できるだけ根が育つスペースを下方向に広くとるための工夫です。
また、かなり密集して植える=「密植」もポイント。
球根は1年で花が終わるので、すぐまた買い換える事になります。豪快に行きましょう……という話だそうです。
球根を、芽を上にして(当たり前ですね。笑)浅く植えたら、土をかぶせ、その上にさらに球根を植えます。
つまり球根を2階建てにするのです。
これも出来上がった寄せ植えに立体感を出すための、ひと工夫なのだとか。
さて。球根の寄せ植え、コレで終わりではありません。
ココにビオラやパンジーなど、寒さに強い花を置いてやるのです。
「せっかく球根植物でまとめている寄せ植えなのに?」と思う方もいるでしょう。
しかし、コレこそが早坂先生の推奨する「簡単ガーデン」の極意なのだとか。
球根は土に植えるとスイッチが入り、後はグングン育ち始めます。その間、水を欠かすと致命傷になってしまいます。しかし地表に芽が出るまで、寄せ植えの鉢は、ただの土が盛られている容器にしか見えません。そうすると皆さん、水をやり忘れるんだそうですねぇ!
だから花を一緒に生けて、水を忘れないように目印にする。なるほど……コレはたしかに有効な策です。
なお、早く球根から花を育てたい方は、50日間寒い所(可能なら冷蔵庫でもOK)に置いておけば、お正月あたりに植えるとあっという間に芽が出るそうです。
少しでも早くキレイな花が見たい方は、ぜひお試しください!
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