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開運寄せ植え&シンビジウムの株分け
2009年最初の「ウォッチンガーデン」は、早坂ひろみ先生が新春恒例の開運寄せ植えを作って来てくれました。
ポイントは「色」だそうで、今年のラッキーカラーである金・ピンク・オレンジ・ベージュの各色が入っています。
色は草花だけにとらわれなくても良いそうで、今回は鉢の色がベージュ、リボンの色がオレンジになっています。
華やかで明るい寄せ植えですよね。
皆さんも自分なりのセンスで植物を選び、開運寄せ植えを作ってみて下さいね。
続いてはM.N.あっぺとっぺさんからのご質問。
「シンビジウムの株がどんどん増えてしまって大変!株分けはどうすれば良いですか?」
という内容です。
番組ではあっぺとっぺさんにお願いして、問題のシンビジウムをお借りしました。
見たところ、かなりの重症のようです。
本来シンビジウムの株分けは、花芽が終わった後の5〜6月に済ませなくてはなりませんが、ココまで放置してしまった以上、今すぐ大手術が必要のようです。
ミニのこぎりまで用意しちゃいました!
手術メニューは以下のとおりです。
1. 鉢から株ごと抜いてしまいましょう!
2. 根の下から3分の1程度をのこぎりで切除
3. 株分けしたい所で、これまたギコギコっと切り分ける
4. 傷んだ根をのこぎりと手でバキバキっと取り除く
かなりの力仕事を経て、腐ってしまった病巣が切除された感じです。
植え替えや植え戻しの際は新しい断面をなるべく空気に触れさせないように、注意が必要です。
株分けなら、新しい断面を包み込むように手で内側に丸める。
植え戻しなら、断面同士をくっつけて鉢に戻す事を心がけて下さい。
新しい断面は、まだ弱く、なじまないおそれがあるからだそうです。
なお、シンビジウム用の土(バーク)が市販されています。鉢に移し替えたシンビジウムの隙間を、コレで埋めてあげて下さい。
シンビジウムは、花が終わると放ったらかしにされてしまう事が多いそうです。
長く楽しみたければ、きちんと手入れをして下さい……と、早坂先生でした。
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