|
摩訶不思議!アイスプラント
突然ですが、今年のウォッチンガーデンは「植育」がコンセプトです。
草花を植え育てる事で、命の尊さやはかなさを学んでみよう……というお話ですね。
ついでに『植』が『食』につながれば、自然の恵みを頂く事のありがたさにまで思いをめぐらす事が出来るというわけです。
なにも難しい話ではありません。
出来ればお子さんも一緒に、大事に大事に植物を育て、親子で会話を交わしながら、色んな事を考えてみませんか?
今回、皆さんにご紹介するのは「アイスプラント」なる摩訶不思議な植物です。
南アフリカ原産の多肉植物で、スーパーなどでは「プッチーナ」という商品名で野菜コーナーに置いてあったりします。
そう!食べられるんですね。
しかもちょっぴり塩味という、ビックリな植物です。
なぜショッパイのか?それは「アイスプラント」という名前にも関係します。
やや肉厚の葉っぱを引っ繰り返すと「凍っているのかな?」と思うほどの透明な粒々が裏側にいっぱい付いているのです。
アイスプラントは、ココに塩分をため込む事が出来るのですね。ですから、そのままかじるとほのかな塩味を感じるというわけです。
アイスプラントは鉢植えで!
早坂先生いわく、日当たりが良く乾燥した場所を好むため、排水性を考えると地植えはあまりオススメできないそうです。
というわけで、用意した鉢に苗を移します。
鉢植えのポイントは2つです。
| (1) |
| 排水性を高めるため鹿沼土を混ぜる。 |
| (2) |
| 野菜は早く大きく育てたい!根崩しは最小限に植え替えましょう。 |
アイスプラントは、思いの外あっという間に大きくなります。
ミネラル豊富な野菜。 何と言っても葉の裏にため込む事ができるのですから!サラダなどにして頂きましょう。
|