ようこそウォッチンガーデン

新担当・Jこと佐々木淳吾が、早坂ひろみ先生にガーデニングのいろはから教えて頂くコーナー。ますますパワーアップしました!
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平成21年5月21日(木)放送
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    増えすぎた鉢をどうする?


さぁ皆さん!出張ガーデンですよ〜。
ご依頼は多賀城市にお住まいの五十嵐さんご夫婦から。
特に奥様がバラが大好きで、駐車場を兼ねたガーデンもキレイにお手入れされているのですが、どうも鉢が増えすぎてしまって整理がつかないでいるようです。

早坂ひろみ先生によれば、他にもレンガ造りの素敵なガーデンにあって、無機質な物置のデザインも「浮いてしまっている」との事です。合わせて何とかしなければ。

今回もキーワードは「シャビー」。
まるで数十年…いや百年も昔からそこにあったような寂れた感じを表す英語です。
鉢が増えすぎたお宅では、たいてい鉢同士の色や質感がバラバラで統一感を失っています。
コレを「シャビー」に揃えるわけですね。

用意したのはアクリル絵の具とスポンジ。

アルミホイルをパレット代わりに使い、最初は緑色を叩くように塗り込みます。
乾いたら今度は、白系の塗料で擦るように色付け。
こうするとシャビーな感じがとってもオシャレな鉢に大変身!

さらに木箱や板も同じように塗り塗り。
余談ですが、ワタクシぢゅんご、ほとんど初めてと言っても良いほど珍しく、この塗装作業で早坂先生にお褒めの言葉を頂きました。

「力の抜き方は上手ねぇ」

そう!この塗り塗りは、力を入れるとうまく行きません。軽く滑らせるように色をのせるのが正解なのです。
それにしても、今にして思えばコレって褒められていたんでしょうか???(笑)

ご主人はDIY作業に挑戦です。
庭の一画、気になっていた物置は、目隠しに木製の扉をつける事にしました。
エアタッカーというホチキスで、木材と木材をバチンバチンと留めて行きます。
周りのデザインともマッチして、いい感じですよ!

五十嵐さんは、奥様に庭作りをお任せしているようです。
自分は「見てるだけ」(笑)。
でも、キレイに手入れをしてくれているので、とても癒されると話しをされていました。

先ほど塗った木箱と板を組み合わせて高低差をつければ、新しいガーデンの完成です。

鉢植えが大きく場所を取っていた駐車場に、広々とした空間が……。
何より、ちぐはぐだった鉢が、同じ雰囲気に色付けした事でバッチリのコーディネートとなりました。

それから新しく棚も作ってみました。
作業台に出来ますよね。

奥様がガーデニングの事をブログに書いていると聞きましたので、ココでお花の写真を撮ったりも出来るかなぁ……

という早坂先生の配慮です。
「趣味の棚」 というわけですね。

この棚も、やはりシャビーに塗りました。
何と、この棚の壁上部に蔓バラをはわせてもオシャレ。
先生の提案は、まさにかゆい所に手が届くといいますか、いつも感嘆のため息をつきながら完成を見るのです。

問題の物置周りも、眺めが一変しました。
テーブルとイスを置いて、寛ぎの空間を提案。
庭仕事に疲れたら ちょっと優雅にティータイムはいかがでしょう?
物置の目隠し扉にも、格子の部分に将来バラをはわせる事が出来るんです。至れり尽くせりですな。

バラが大好きな五十嵐さんご夫婦が、ますます楽しめるような今回の庭作り。
皆さんも「出張ガーデン」に、ご依頼をお待ちしております!


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