ようこそウォッチンガーデン

新担当・Jこと佐々木淳吾が、早坂ひろみ先生にガーデニングのいろはから教えて頂くコーナー。ますますパワーアップしました!
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平成21年7月23日(木)放送
画像 画像 画像 画像 画像 画像 画像 画像 画像 画像 画像 ジャンクガーデンの魅力

今シーズンはコレまで以上に積極的に「出張ガーデン」に出かけております。

今回は青葉区西部の閑静な住宅地 グローイングタウン高野原から、今どきのガーデニングのトレンドと言っても良いオシャレなスタイルの提案ですよ。

早坂ひろみ先生と団地内を散策し、4棟のモデルハウスに到着。
先生が玄関先に、住宅のテイストとマッチした庭作りのお手本を示してくれています。

シックなイメージのモデルハウスには、落ち着きのあるイギリス風の庭=「フォーマル イングリッシュガーデン」を。
玄関前のアプローチ沿いに植物を左右対称に置いたのと、わりと高さのある鉢を使ったのが特徴です。

さらに、同じ大きさの鉢を少し離して配置したのもポイント。
1ヵ所にまとめるだけでなく、スペースを上手に利用して「リズム」良く鉢を置くのも使えるテクです。

室内のコンセプトは「セカンドリビング」。
家族団らんの場所を2階フロアにも設けたようなモデルハウスのイメージが、ちゃんと庭作りにも反映されていて、中と外でちゃんと統一感があるんですねぇ!


続いては、内外装ともにナチュラルな色使いが魅力的なモデルハウスへ。

やはり建物の雰囲気に合わせて、先生は「ナチュラル ジャンクガーデン」をアレンジして下さいました。
自然なエイジングを演出する事で、すっかり日常に溶け込んだかのような味わいが、そこかしこに感じられます。

ジャンク=つまり廃材を利用してしまうようなエコの精神。
捨てられてしまってもおかしくないような小物も、使い方ひとつでジャンクガーデンでは主役となるのですね。

特に皆さんに活用して頂きたいのが「ブリキ」。
さびれた感じが雰囲気にピッタリです。
他にも例えば、空き缶をペイントしてワインのラベルを貼れば、おしゃれアイテムに大変身させる事だって出来ますよ。

家の中は親しくならなければ見せる事はないけれど、庭はいつでも人に見られている場所。
お宅の趣味や感覚が現われる「鏡」のような存在と言えるでしょう。
小物使いひとつでも、センスが問われるのだから面白いですね!

ココで「ジャンクガーデンを作ってみたい!」という皆さんに、早坂先生のマル秘テクをご紹介しましょう。
ブリキはブリキのままで置くのも良いのですが、ホームセンターなどで売っているアクリル絵の具でペイントすると、もっとオシャレに大変身。

ポイントは多色使い&重ね塗りです。
スポンジに白やクリーム色、アイボリー、あるいは茶系などのアクリル絵の具を取り、叩いたり軽く擦ったりして塗って行きます。
以前に鉢のペイントでもご紹介したテクニック……このような小物にも使えるのですね。
1度塗り終えて、乾いたらもう1度……という具合に気長にやりましょう。

早坂先生は、底部にコケを模した緑色まで入れる細かさ!
ぜひ皆さんも、自分なりの配色を研究してみて下さい。


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