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とってもカワイイ和盆栽に挑戦!
ガーデンニングと盆栽って、勝手に別物だと思ってました。盆栽には、ガーデニングに比べて難しいイメージもありまして。
今回は早坂ひろみ先生がとっても分かりやすくて、しかも可愛い盆栽を教えてくれましたよ!
盆栽作りには実生(みしょう)樹木を用います。
種から発芽した樹木の事をこう呼びます。
手のひらサイズのちょこんとした「木」がケヤキの赤ちゃんだと言われてもにわかにピンと来ないのですが、盆栽がいかに長い時間をかけて楽しむ趣味だという事が分かりますね。
●材料
実生樹木・器・赤玉土・ケト土・ミズゴケ・コケ
ワイヤー・割り箸
「ケト土」も初めて出て来た材料です。
水辺の植物が土に堆積されて炭化した物をケト土と呼んでおり、それ自体粘り気があり保水力に富んでいます。
コレと赤玉土、それにミズゴケをボウルにあけてグチャグチャと泥遊びの要領でよく混ぜます。
保水力のある土は、盆栽作りにおいて欠かせないのです。
土が準備出来たら鉢=容器にこんもりと多めに盛りつけ、実生樹木を植え付けた後、コケをかぶせて上を覆って下さい。
はみ出した土は、割り箸で整えるときれいにできます。
ガーデニングにおける植え付けと違うポイントとしては、盆栽は鉢=容器の縁よりも高く土を盛り上げる事です。
コレだけで「らしく」なるのですから、不思議不思議。
また、実生樹木は真っすぐなので、自分の好きな形にしたい時は、ワイヤーを巻きつけて形をつけ、半年くらいそのままにしておいて下さい。
さらに今回はココで、早坂先生の秘密アイテムが登場!
キャラクターを象ったピックです。
ジブリ作品から黒猫「ジジ」や、森の精霊「こだま」(もののけ姫に出てました)が、ウォッチンガーデンにやって来ました。
長さを調節してブスッと土にさすだけで、可愛い盆栽に生き生きとした躍動感が出ます。 色んなキャラ(ただしあまりポップな物ではなく、控え目 or 渋めの物が良いとの事です)で遊んでみて下さい。
あとは毎日霧吹きで、たっぷり水を与えましょう。
コレでひとまず5年は楽しめるといいますから、盆栽は気の長い作業です。
早坂先生と作った「ジジ&こだま」の盆栽は、我が家の玄関を可愛らしく飾っています!
ちなみに、この実生樹木はハマボウフウです。
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