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芸術の秋!モザイカルチャーに挑戦
今日のテーマに入る前に、ウォッチン畑からまたひとつ収穫できそうな野菜を見つけましたよ。
ジャン!「シカクマメ」です。
切ると断面が四角といいますか星形になるため、この名前が付いているんです。
南国系の豆野菜で、日本では沖縄などで生産が盛んなんですよ。
揚げ物や炒め物に最適……といいつつ、実は早坂先生もシカクマメは収穫した事がないそうで、どんな風に食べようか、今後の研究が必要とのお話でした。
さて、それでは本日のお題「モザイカルチャー」です。
初めて聞く方も多いと思いますが、19世紀のフランスで発祥したガーデニングのジャンルだとか。
ワイヤーなどで造形した土台に、草花をモザイク状に配した園芸アートです。
モザイク+カルチャーで「モザイカルチャー」というわけですね。作品を集めた展示会も行なわれているんだそうですよ!
実際にそうした完成品の写真を見ると「こんなの絶対自分ぢゃ作れない!」と思ってしまうのですが、そこは早坂ひろみ先生のご指導があります。
大船に乗った気持でチャレンジしましょう。
●材料
ワイヤー(太・中・細)・土・ミズゴケ・細い糸
植物(ピレアグラウカ、ヘデラ、シュガーバイン、
ラブラドリカなど)
土台を作る材料はこんな感じですが、植物のほうは基本的に好みの物で結構です。
今回のラブラドリカは、特に先生がオススメする花。
冬に向かって花弁の黒紫が濃く鮮やかになって行く、スミレ科の植物です。
さて。
ワイヤーを使って作る造形は今回、初心者向けに「ウサギ」だそうです。
体の部分は太さの違うワイヤーを組み合わせて、まるでカイコの繭のように形を作って行きます。
大事なのは、「首」を差し込む穴と、土&ミズゴケを入れる穴を上部に開けておく事。
体が出来あがったら、土をミズゴケでくるんで詰め物にします。
穴からどんどん入れて行きましょう。
ミズゴケや土が漏れてしまわないように適宜、糸で巻いて固定しつつ、徐々に形にするのです。
ワイヤーで縦横立体的に組み立てたウサギの顔を、本体の首に開けた穴に差し込んで固定すればウサギが完成!
耳を作るのが難しそう……という方は、耳を省略して丸い頭だけ差し込めば、本体はそのままでも「カメ」が出来ますし、自分で色々とアレンジするには持って来いというわけです。
ウサギのボディに好きな植物を差しましょう。
様々な色の葉や花で絵を描くように……。
枯れてしまったらまた植え替えればよいですし、水やりもウサギごとドップリ水に浸けるか、ジョウロで上から与えればOK。
製作工程に比べて、維持管理は思いのほかラクといえるでしょう。
モザイカルチャー。皆さんもチャレンジしてみて下さいね!
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