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花粉症の救世主となるか!? ミヤマトウキ
春が来るのが憂鬱……という皆さん!今回はオススメの植物をご紹介しましょう。
訪ねた先は、宮城野区内の園芸農家・佐藤清二さん。
キャリア60年以上を誇り、仙台では先駆け的存在として様々な季節の植物に精通する大ベテランです。
佐藤さんに招かれ、いくつも並んだ温室の1つにお邪魔しますと……ありました、ありました!
花粉症とサヨナラできる植物「ミヤマトウキ」です。
漢字では「深山当帰」と書きます。
山間部に自生する大変珍しいセリの仲間だそうで、漢方薬にも用いられているとの事です。
先生も、栽培しているのを見たのは初めてだとか!
それもそのはず。県内では、佐藤清二さんのお宅でしか栽培していないようなんです。
苗から葉を摘んで鼻に近づけると、どこかで嗅いだ事のある匂い。
そう、コレはセロリです。スカッとする清涼感は間違いありません!
佐藤さんは、ご長男のお嫁さんが重度の花粉症という事で「症状緩和に良いらしい」と聞いて5年前に育て始めたとか。優しいお義父さんですね。
僕もヒドい花粉症なのですが、たしかにしばらくクンクンしているうちに少し鼻の通りが良くなって来たような気がします。
使い方は至極簡単。摘んだ葉が直接肌に触れないようにガーゼなどでくるんで、マスクの下に入れるだけ。
体温で葉が温まると、ハーブのような爽快感がドンドン湧きあがって来ました。
スタジオでは、早坂ひろみ先生に「ミヤマトウキでリラックスアロマ」をご紹介して頂きました。
ミヤマトウキの葉を10日間ほど乾かしてからネットに入れ、熱いお湯に浸すだけで香りが立ちのぼります。
ハーブの成分は油分なので、乾燥させたほうがかえって取り出しやすいそうなんですね。
洗面器に顔を近づけてフワァ〜ッと吸い込むなどして、芳香を味わって下さい。
感じ方に個人差はありますが、一度は体験して見る事をオススメ致します。
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