|
 バラのアーチを作ろう
新年度、ウォッチンガーデンを本格始動させようという事で、早坂ひろみ先生と買い物に出掛けて来ました。
青葉区上愛子にある花と園芸用品の店「ガーデン ガーデン」です。
豊富な品揃えの売り場には季節の草花が所狭しと並び、時間を忘れて見入ってしまいます。
ここから今回は、理想のアーチを探しますよ。
「アーチ」と一口にいっても、形や色、大きさから質感まで実に様々。もちろんお値段もピンキリです。
デザインには好き嫌いがあるとはいえ、頑丈である事も大事な条件として、あれこれ選んで行くと……。
僕が目を付けたアーチはお値段控えめながら、エレガントなタイプ。細かい飾り付けも可愛い。
これをGETしましょう！
さぁ、今度はバラを選びます。
ガーデンガーデンはバラの種類もとても豊富で、実際に見て買えるお店です。
これは本当にありがたい事です。
およそ500品種の中から、田中店長おすすめの2品を選んで頂きました。
最初は「ナエマ」という品種です。
「ナエマ」とは、アラビアンナイトに出て来る優しく情熱的なお姫様から取った名前。
四季咲きのツルバラで、深いカップ状のピンクの花弁が美しい品種です。
香りがとても強い事で知られており、咲きそろうのが楽しみです。
続いては、アンティークタッチ・ルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサール。
舌をかみそうな名前ですが、ルネサンス期のフランスの詩人からその名が付きました。
様々な色があるそうですが、私達が選んだ色は「ルージュ」＝赤です。
以上2つの品種を、ガーデンガーデンで購入しました。
●お問い合せ
『ガーデンガーデン』
青葉区上愛子蛇台原62-5
TEL:022-391-8718
さて。生放送のウォッチンガーデンでは、買って来た2種類のツルバラを植える作業です。
バラというと地植えのイメージが強いものの、鉢でも十分に育つのです。
ツルバラですから、ある程度深めの鉢を用意して下さい。
土の配合比率は、鹿沼土を多めにするのがポイントです。
腐葉土と鹿沼土を5対5。そこへ全体の2割に相当する炭を加えて下さい。
これでバラ用の土、黄金ブレンドが完成です。
あとは根崩しをほとんどせずに鉢に移しますが、この時に大事なポイント！
バラは接ぎ木部分を地面から出して植えましょう。
バラは病害虫に強い、原種に近い品種の上に、それぞれの品種を挿し木して苗を作ります。
この接合部分が土の中にあると、抵抗力の強い原種の方が生長して花を付けてしまうのです。
お店で売っている苗も、やはり接ぎ木した箇所は地面から出ているはずです。
逆に言うと、そうでない苗は良くない苗です。
選ぶ時、そして持ち帰って植える時、ご注意ください。
植えた後は、花芽が付くまで水やりの度に液肥を与え続けて下さい。
花の数を決める重要なポイントです。
アーチの左右をピンクと赤の花が伝いのぼる……
そのコントラストが今から楽しみです！ |
