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山形で珍道中バラ三昧の旅!
さぁバラの季節です!今回は宮城を飛び出してお隣・山形で楽しめるバラの名所に出かけて来ました。念願のバラの名所ツアーというわけです。
仙台から車でおよそ1時間半。
山形県村山市の東沢バラ公園は、東京ドーム3個分の広大な敷地に750品種、何と2万株が咲き誇る、国内屈指のバラの名所です。
今回はココで名物ガイドに園内をご案内頂く事にしました。観光ボランティアの山岸守さんです。
ムツゴロウさんにも大村崑さんにもちょっと似ている(笑)山岸さん、楽しい人柄で今回のツアーを大いに盛り上げて下さいました!
さて。山岸さんの案内でまずは、皇室をテーマにしたバラばかり集めたエリアへ。
ココには皇室の方ゆかりのバラが数多く植えられています。
淡いピンクの花が、可憐で美しい 「マサコ」 は、皇太子妃 雅子様がモデル。カップ咲きの花びらが特徴的な品種です。
あでやかな花ぶりが、生前の姿を思い出させる 「ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ」。
他にも「エンプレス・ミチコ」 の上品な美しさは、皇后 美智子様そのものです。
満開のバラは香りも高く、ロケ当日は風もあってバラ園は甘く爽やかな香りに包まれていました。
ガイドの山岸さんにとって、バラはどの品種が好き……などと優劣を付けられる物ではなく、すべて愛おしい存在なのだそうです。
「私はバラ男です」
……なるほどバラ男か……バラ男。噛めば噛むほど味の出て来るニックネームです(笑)。さすがは、山岸さん。
そんな名物ガイドから、東沢バラ公園のとっておき情報を頂きました!
ココではバラを使ったジュースやソフトクリーム、さらに麺などのグルメが目白押しなのだとか。
一体どんなお味なのでしょうか?気になりますね。
一度気になったら、山岸さんの頭の中はバラグルメでいっぱいらしく「早く食べたいね〜」と、私達のバラ観賞をよそに何度も口にしております。
思いのほか「バラより団子」という事でしょうか?
それでは、山岸さんもお待ちかねのバラ三昧グルメとまいりましょう!
まずはバラのエキスを練り込んだソフトクリーム。
山岸さんも1日1つは食べてしまうという名物スウィーツは、甘いソフトの味の後からバラの香りがフワリとやって来る、何とも上品なお味。
続いては、バラまつり期間中の7月上旬まで楽しめる限定メニューです。
「バラの貴婦人」という名前ですので、早坂先生に食べて頂きました。
バラゼリーにバラアイス、そしてバラのジャムと三層構造でバラ尽くしのスウィーツ。早坂先生も大満足のようです。
麺もありますよ!ローズヒップを練り込んだ麺に特製のタレが絡む……「ローズヒップ麺」も、バラまつり期間中の限定商品です。
爽やかな酸味が涼しげな、洋風冷し中華といったところでしょうか。
最後に今回のガイドのお礼に、山岸守さんにも渾身の食べリポ……ならぬ、飲みリポにチャレンジして頂きました。「バラジュース」です。お願いします!
「おいし〜っ!くるくるくる!後から追っかけ……くるくるくる」
要するに、バラの味や香りが後から追っかけて来るように素敵なお味だ……という事のようです。
あの〜山岸さんって、絶対素人ぢゃありませんよね?だって面白すぎますもん。
お腹もいっぱいになったところで、広い園内の散策を再開です。
珍しい色のバラもありました。ブルーヘブンと呼ばれる、薄いブルーグレーの品種です。
バラは「青い品種が作れたら億万長者か、それ以上」と言われるぐらい、究極の目標なんだそうですが、こうして青いバラをめざした品種改良も行なわれていながら、コレが育てにくくてとても手がかかるそうです。 クールビューティーな印象といったところでしょうか。
東沢バラ公園。山岸さんのようなガイドの方が頑張ったり、村山市内の高校生が清掃ボランティアに入ったりと、街ぐるみで盛り上げている様子がひしひしと伝わって来る素敵な所でした。
何より、実際の花を見て育てたい品種を決められるというのは、愛好家にとって何より魅力的な事ではないでしょうか?
今年はバラの時期が例年より少し遅く、バラまつりも7月上旬まで行なわれています。 期間中 大人400円で園内の散策を楽しめます。
ぜひ皆さんも、出掛けてみて下さい!本当にオススメですよ。
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