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早くも収穫!アジサイのドライフラワーも
今回はTBC構内「ウォッチン畑」の新展開から、ご覧いただきます。
秋の芋煮会に使う野菜を育てておりますが、早くも収穫できる野菜があるんですよ。 でもその前に、JA仙台青年部の皆さんによる「定期点検」です。 今年度のウォッチンプロジェクトを監修して下さるとても頼もしい助っ人達が、畑の様子を見に来てくれました。
結論から言うと「合格点」。
そりゃあそうです……JAの皆さんがそれぞれに早朝やら日中やら、ご自分の時間でちょくちょく見に来て下さってますし(涙)。ありがとうございます。
実がたくさん付いたミニトマト。同じく順調に生育しているゴボウ。去年は上手く育たなかったゴーヤのグリーンカーテンも、今年は実が出来つつあるのです。感謝!
そんなウォッチン畑に、今回新しくニンジンが仲間入りします。
種を植えるんですね。ニンジンの種はパラパラと、まるで粉のよう。こんなに小さかったなんて、初めて見た僕もマサ君も驚きました。
ニンジンの種は発芽率が75%ほどと低いうえ、間引きも行なうため、多めにまく必要があります。
15cm間隔で開けた2本の溝に、細かい種をパラパラ落として行くのですが、果たして本当にまき過ぎではないのか?
心配していたらやっぱりツッコまれました。
「J、まき過ぎ!」
「すみません!!」
ところで皆さん!メロンを植えたの、覚えてますか?
蔓は順調に伸びて来ているものの、どうしたら良いか詳しく分からず、要するに伸び放題。放ったらかしてゴメンナサイm(−。−)m
そこで生い茂った蔓を大胆に刈り込み、コレから出来る実が腐らないよう地面にワラを敷く作業を教えて頂きました。
さすがJA仙台青年部のプロの皆さん、手際が良い。
そして何より、見た目が美しい。あっという間に「メロン」という感じの(分かりますかね?)キレイな畑の体裁が整いました。
それにしてもメロンは、伸ばす蔓を選んだり摘果をしたりと、何段階もの選別がある事に驚き。
JAの大江さん「メロンさんはエリートです」との名言を頂き、定期点検は無事終了しました。
さて。生放送では、ジャガイモの収穫をマサ君にお願いしました。
何種類か植えたうち「インカのめざめ」という名の、糖度が高くてホクホクした食感の品種を引っこ抜いてみると……。
やりましたぁ〜!小さめながらも(そういう品種なんだそうです)しっかり実が付いているではありませんか!!
この瞬間が毎年たまらないんですよね。感激です。
スタジオに戻っては「アジサイのドライフラワー作り」に挑戦。
M.N.ほんまさんからご相談を頂きまして、アジサイを上手く乾燥させる事が出来ないというのですね。
ほんまさんはリースを作りたいそうですが、仕方なく今は生け花を楽しんでいらっしゃるとか。お助けしましょう!
まずは、アジサイ剪定のポイントから。
アジサイは花が終わりかける今の時期が、ちょうど切り取りのタイミング。
来年もキレイな花を咲かせるためのコツがあるんですよ〜。葉から数えて2〜5節目の任意の位置で切ってしまって良いそうです。
なお、このとき前の茎と後ろの茎で切る高さを変えて「ひな段」のようにすると、来年の花の付き方に立体感が出るそうです。ぜひお試しあれ。
さて。ドライフラワーの作り方ですが、早坂ひろみ先生が使う便利アイテムは「シリカゲル」。
お煎餅などに入っている乾燥剤ですね。コレの「ドライフラワー・押し花用」という物があるのを、僕は今回初めて知りました。
やや深くて大きめの密閉容器にシリカゲルを半分ほど満たし、そこにアジサイの花房を入れたらシリカゲルを再び、今度はいっぱいになるまで注ぎ、フタで密閉するだけ。
1週間ほどでシリカゲルがピンク色になり、ドライフラワーが完成するそうです。
アジサイを入れる向き=上下の違いや花びらの色の違いひとつで、ニュアンスに様々な違いが現われるそうで、世界に一つだけのドライフラワーを作ってみて下さい。
※ なお一度使ったシリカゲルは、フライパンで炒ればまた元通り。何度でも使えます!
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