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玄関に秋色の寄せ植えを!
まだまだ暑い日が続い出いますが、玄関だけでも秋色に飾って行ければ……というのが今回、早坂先生に教えて頂く寄せ植えの内容です。
まずは土づくりから。
鉢底石をネットに入れて敷くのはいつもと同じ。
ただし、秋の植物は、土の比率を変えるのです。
培養土6:鹿沼土4という、やや半々に近い割合にします(これに、さらに炭を全体の2割加えます)。
これは秋になって外気温が低くなってきた時に、保温性を期待しての事だそうです。
さて、ここでオススメの植物の苗がドンドン入って来ますよ!皆さんもお店で探してみて下さい。
最初のグループは、いわゆるカラーリーフです。
赤や紫が入って、すっかり秋色ですよね。
ストロビランテス・ディエリアナ、レックスベゴニア、斑入りヘンリーツタ、トウガラシ(観賞用)といった植物です。
メタリックな葉の感じもオシャレだったりします。
次に、背が高くて細長い草が入るのも良いでしょう。
早坂先生がいくつか選んで下さいました。
白玉星草、トクサ、シラサギカヤツリです。
ここらへんは何だか日本のわびさびを感じるセレクションですよね?
背の高い植物という事で、もう1つ先生が持って来た草に一同ビックリ!
パピルス……そう、世界史の教科書でも出て来た、あのエジプト人が羊皮紙を作る原料に使ったパピルスです。
なるほど、縦に裂くと繊維がとても密な事が分かります。
でも、これから紙を作る事を考えた古代エジプト人……やるな!
立体感を考えて植えれば出来あがり。
根崩しも忘れないで下さいね。
さて管理上のポイントですが、これからの時期、乾燥すると葉の裏にダニが付きやすくなります。
ダニが出たら、葉の裏に水をやったり霧吹きをかけたりして湿らせて下さい。ダニを駆除できますよ!
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