ようこそウォッチンガーデン

新担当・Jこと佐々木淳吾が、早坂ひろみ先生にガーデニングのいろはから教えて頂くコーナー。ますますパワーアップしました!
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平成23年1月20日(木)放送
画像 画像 画像 画像 画像 画像 画像 画像 画像 画像 コケを楽しもう!

今回クローズアップするのは「コケ」。
コケにしてはいけません……ってなダジャレはさておき、早坂先生によるとコケには本当に色々な種類があるのだとか。
今年は「和が」ブームの兆しと言いますからね、先取りで色々と勉強しておきましょう!

まずはスタッフが自宅近くで見つけて来た3種類のコケをご紹介。ハイゴケ、スギゴケ、ヤマゴケです。
それぞれに色や形が全然違いますよね。
一般に園芸店などで市販されているコケは、これらの種類が多いそうです。

鉢を使います。「モスポット」と呼ばれる特別な鉢です。
これ実は、周囲に土とともにコケが練り込んであって、数ヵ月と時間こそかかるものの、水をやっているうちにコケむして来るという、とっても雰囲気のある鉢なんですね。

作業@
ピートモスを鉢に敷きます。
腐らないし水持ちも良いため、コケを育てるのにオススメの土なんです。

作業A
ケト土に乾いた水ゴケを混ぜ土台を作ります。
ケト土とは、湿地の植物が腐敗してできた粘土状の土。粘りと保水性があるため、これもコケにオススメなんです。
泥んこ遊びの要領で、ミズゴケと練り込んで丸めましょう!

作業B
ツヤが出るまでよく丸めた土台に、好きな実生木を差し込みます。スタジオでは「難を転じる」という、南天の木を植えました。

作業C
さらにその丸い土台を、コケで覆って形を作ります。
ギュッと押し付けてコケをくっつけるのがポイントです。コケは根の活着が難しいため、助けてやるのですね。

小物で飾れば、名付けて「和BONSAI」の完成!
コケは水を切らすと良くないので、1日1回はたっぷり霧吹きして下さいね。

なお、微量の液体洗剤(食器用など)を水に加えると、界面活性剤の作用で水の吸収率が上がるようです……というのが、早坂先生の経験則。
500mlの水に対し、つまようじの先ぐらいの洗剤でOK。
コケの場合は水の吸収率が高いほうが何かと元気になるようです。ぜひお試しください。

奥の深いコケの世界、皆さんものぞいてみてはいかがですか?
モスポットは早坂先生のお店''LaCle''で取り扱っていますよ!


「そらまど」LaCle
仙台市泉区南中山2-42-1
TEL 022-739-8487
10:00〜19:00 水曜定休


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