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和すみれでモダン寄せ植え
まだまだ寒い日が続く今年の冬(春?)ですが、花の世界ではすっかり春が来ておりまして、今回の主役はスミレです。
パンジーやビオラの原種である和スミレで、とってもカッコいい寄せ植えを作るテクニックを、早坂ひろみ先生に教わります。
スタジオでは、さっそく和スミレのバリエーションをご紹介。
小さな花弁は「可憐」という言葉がピッタリ!
葉の形が違うものまで、結構な種類があるように思われます。知りませんでした。
僕はその中から「アナマスミレ」をチョイス。
植えつける器は、先生が「豆うつわ」と呼ぶソラマメ型の鉢です。
コレってちょっとオシャレな居酒屋のトイレなんかで見たりしません?切り花なんか挿してあって……。
何色かお持ち頂いた中から、せっかくならと、花の色と同じ紫の物を選びました。
準備完了です。
作業は以下のとおり。
<作業1>
鉢底石をネットに入れて敷く。
<作業2>
土を入れる。培養土6:鹿沼土4:炭=全体の1割の黄金ブレンドで。
「豆うつわ」は結構、土が入ります。
<作業3>
スミレを根崩しして入れる。
器の形を考慮して、根は横方向に広げる。
<作業4>
着色した山ゴケで、土を覆う。
●ポイント
山ゴケで覆う時に、鉢の内側の縁をきちんと見せましょう。この部分を隠してしまうと、全体の印象が「洋」になってしまうそうです。
和の雰囲気は「凛」とした印象から。
なお、スミレも和服を着た女性のように、キリッと真っすぐ立てましょう。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
管理上のアドバイスとしては、スミレはどんどん増えるそうです。株分けしてあげて下さい……との事でした。
ご近所におすそ分けなんて良いかも?
皆さんもぜひ、和スミレで春の寄せ植えを楽しんでみて下さい。
ちなみに、別バージョンとしてスイセンも用意しました。
「テターテト」という可愛い響きの品種。白い器に黄色い花が冴えます。
山ゴケの代わりに白い砂を敷いてみました。
コチラぜひ、参考に。
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