ようこそウォッチンガーデン

Jこと佐々木淳吾が、早坂ひろみ先生にガーデニングのいろはから教えて頂くコーナー。ますますパワーアップしました!
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平成24年4月26日(木)放送
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「ウォッチン!ガーデン」のコーナー、新年度はあらためて基本を学ぶシリーズをお届けしています。
今回は、植え替えについて。その時期も方法もよく分からないのが、正直なところ。
今回も、早坂ひろみ先生に教えて頂きます。

泉区南中山にある先生のお店「ラ・クレ」にお邪魔しました。
植え替えを学ぶ教材は、スイカズラ科の植物・オオデマリ。鉢でも地植えでもよく育つ、白い花が可愛い植物です。

まずは、植え替え時期の見きわめから。
根が土より上に出てしまっている場合は、即植え替えをすべし!
この状態は根詰まりを起こし、空気が明らかに不足していると考えられます。たしかに、根っこの「満員電車」といった感じ。

鉢から根ごと取り出したら、根回りがひどい下の部分を広げて崩すように。
表土の部分や鉢の縁の部分も、根をよく崩して下さい。全体的に空気を含んだような、髪の毛でいうと風呂上がりのホワホワ〜ッといった状態になればGoodです。

植え替え用の鉢には、ネットに入れた鉢底石を敷き、高さを調節しながら培養土6:鹿沼土4:炭全体の1という割合の土を入れます。あとは根崩しした苗を植えるだけ。

ポイントとなるのが、ウォータースペースを上手に作る事。
植物の根元を高く、鉢の縁に行くにしたがって低くなるように土の入れ方を調節して下さい。
こうしておけば、根元に水を与えるだけで鉢の隅々まで行き渡ってくれる事になります。

最後はマルチング!表土を覆うのです。
十和田砂や着色した山ゴケ、ミズゴケなどを薄く敷きつめてやりましょう。
こうする事で、病気や虫を防いだり、葉の裏の蒸散を助けたり、見た目も良くなったりと良い事ずくめ。
ちょっとの手間ですが、早坂先生はほぼ必ず、このマルチングをするそうですよ。

水やりは表土が乾いたら、じょうろの蓮口を外してたっぷりと。鉢底から水が漏れて来るぐらい与えて下さい。
量とタイミングが難しい水やりですが、植物とツーカーになれるように頑張って下さいね。


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