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コケ玉で涼を楽しもう!
梅雨はまだ明けませんが、暑さが本格化して来ましたね。
皆さんは「コケ玉」って、ご存知ですか?見た目も可愛くて、涼しさも感じられるコケの芸術作品です。
要は、コケを器に見立てて、様々な植物をそこに植えこんでしまおうという事ですね。
材料には、普段と少し違う土を使います。
1.鹿沼土
通気性・保水性の高い軽石。園芸用に広く利用。
2.ケト土
粘りけのある黒土。肥料分や保水性にすぐれる。
3.富士砂
その名のとおり、富士山の火山灰。土壌の排水性を高める働きがある。
作業は簡単。多めのケト土に、鹿沼土と富士砂をそれぞれひとつまみずつ加えて、泥団子を作るようにコネコネします。
これがなかなか楽しい!ぜひ童心に帰って頑張って下さい。
ツヤが出るまでコネコネして下さいね。
ところがこのままだと、乾燥するとすぐに形が崩れてしまいます。
そこで、ハンバーグでいう「つなぎ」の役割として水ゴケをボロボロに細かくして混ぜ込んで下さい。
これで水を含むと、ミズゴケがきちんと仕事をしてくれるようになります。
植えこむ植物は、基本的に何でも構わないそうです。
作った泥団子を平らに伸ばし、植物の根を包み込んだら、最後にコケで周囲を覆って出来上がり。
緑色の手芸用糸を巻き付けて固定して下さい。
しのぶ、リシマキア、ルブエルという3種類の観葉植物で作ってみました。
小さいものも可愛いですよね。
コケですから、豊富な水分が必要です。
毎日、ざぶんと肩まで浸けるような水やりの方法がベスト!大事に大事に育てて下さい。
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