|
平成23年8月2日(火)放送
「ひさご菓子店」
大崎市岩出山にソウルフードといえる和スイーツを発見!しかも夏季限定で独特の食べ方があるという噂をきいて取材してきました。
大人気の道の駅や、岩出山町内の食品店などで手に入る『水まんじゅう』は、地元のみなさんには昔から馴染み深い味。
笹に包まれて売られているのですが、そのまま食べるのでなく冷たく冷やして食べるのがポイントなのです。
氷水に入れて、さらに冷蔵庫に入れておくと、中のあんこまでしっかり冷えると教えてくれた方もいました。
氷水に入れても生地がふにゃふにゃにならない為には、原料に工夫があります。
通常のおまんじゅう作りには“もち米”を使いますが、水まんじゅうには“うるち米”を使用。
暑い夏にも美味しくおまんじゅうを食べてもらいたいと、製造元の『ひさご菓子店』の先代が編み出した製法です。
値段もパッケージも発売当初からほとんど変えずに、毎年この味を食べることを楽しみにしている方の為に味を守り続けています。
水まんじゅうが手に入るのは、6月から8月中旬まで。
おまんじゅうを包む笹の葉は地元でお店の皆さんが自ら取ってくるもので、笹の状態が良い時期に限られます。
封を開けた時にふわっと香る爽やかな笹に、懐かしく安心させてくれる優しさを感じました。
ぷるぷる弾力のある生地に、ひんやり冷たい美味しさ、あんこの甘味まで…あなたの夏のお供に食べてみませんか。
『ひさご菓子店』
住所 大崎市岩出山字通丁137-6
TEL 0229-72-0529
|