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平成24年5月8日(火)放送
「旅するお菓子 シュクレ・シュクラン」
憧れの外国の旅へスイーツを通じて出掛けてみませんか。
店舗を持たず仙台市内に工房をかまえている『旅するお菓子 シュクレ・シュクラン』はフランス菓子とトルコ菓子を手作りし、いろは横丁の雑貨店・ペチカ堂やイベント会場で販売しています。
フランス菓子は日本人に親しみ深いですが、トルコ菓子は珍しいですよね。
オーナーの佐々木さんは、趣味でトルコ語を習い現地を旅したり東京のトルコ料理店を食べ歩いたりする中で、とあるスイーツに出会いました。
それが今はシュクレシュクランの代表作となった『バクラバ』です。
バターを塗りながらパイ生地を何層にも重ね、焼き上がった熱々のところにシロップをかけます。
お砂糖たっぷりのシロップがパイ生地に染み込んで、一口食べると甘さがジュワっと溢れてくるからびっくり!
芳醇なバターの香りと、ナッツのアクセント、ほどよく鼻にぬけるレモンの爽やかさも感じられてとても美味しいです。しっとりした食感もグッド。
トルコの人々は甘いものが大好きで、その歴史はオスマン帝国時代にさかのぼるそう。
当時は砂糖が豊かさの象徴だったということで、甘いものを食べることが喜びでありステイタスだったのかもしれませんね。
『バクラバ』の他にはフロランタンを和風にアレンジした『ジャポランタン』や、母の日向けのプレゼント向きのスイーツもあります。
食を通じて異文化を感じることは、身近な国際交流の第一歩。
いつか行ってみたい国に、スイーツを食べて旅気分を味わう…おすすめです。
『旅するお菓子 シュクレ・シュクラン』
お問い合わせは『ペチカ堂』
住所 仙台市青葉区一番町2-3-30 いろは横丁内
TEL 022-222-2544
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