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ALWAYS 三丁目の夕日 ALWAYS 三丁目の夕日


「ALWAYS 三丁目の夕日」
(C)「ALWAYS 三丁目の夕日」製作委員会

■□携帯もパソコンもTVもなかったのに、
□■どうしてあんなに楽しかったのだろう。

昭和33年、東京タワーが完成するこの年、東京下町の夕日町三丁目には、人情味あふれる住民たちがにぎやかに暮らしていました。そんなある日のこと、鈴木則文(堤真一)と妻・トモエ(薬師丸ひろ子)、息子・一平が暮らす自動車修理工場・鈴木オートに、集団就職で上京した六子(堀北真希)がやってきます。ところが、立派な会社を期待していたらしい六子は、どこかがっかりした様子…。一方、何かと則文と反発しあう駄菓子屋の店主で、しがない小説家の茶川竜之介(吉岡秀隆)。一杯飲み屋のおかみ・ヒロミ(小雪)に恋心を抱く茶川は、ひょんなことから、彼女の元に連れられてきた身寄りのない少年・淳之介の世話をすることに…。さて、六子が加わった鈴木家には何が起こるのでしょうか?さらに、茶川と淳之介の奇妙な同居生活の行方は?夕日町三丁目の人々には、どんな未来が待っているのでしょうか?
●原 作西岸良平
『三丁目の夕日』(小学館ビッグコミックオリジナル連載)
●監 督山崎貴
●出 演吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、三浦友和、もたいまさこ、薬師丸ひろ子、須賀健太  他
●データ2005年/日本映画
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IMPRESSIONS
映画の批評コーナー。 は3段階評価です。
ネタバレの危険がありますので、内容を知りたくない方はご注意ください。

<評>★★★
■DVDを何回も見てますが、たとえば、六子ちゃんが来た日の夕食後、鈴木オートの居間のラジオで「満州の・・・部隊の・・・さんをご存知の方・・・」と消息を問い合わせる放送など、ほんとにキメが細かいですね。(ところで鈴木オートには高価なラジオが2台もあるのかな?)この板に関心を持っているみなさんは、DVDの標準版ではなく豪華版を購入して、追加の映像を楽しんでほしいと個人的に思ってます。私は、宅間先生のシーンよりも、プロモーション用の短編のシーンの方が(女の子も奥さんもきれいで)好きですネ...〔ファンその1〕

<評>★★★
■映画館でこんな幸せな気持になったのははじめてかもしれない。今の、この御時世だからこそ余計に胸に響く映画ですね。役者さんはみなさんすばらしかったですが、わたしは三浦友和さんの抑えた演技がさりげなくてきいてたなあって思いました。〔ふくろう〕

<評>★★★
■とにかく、泣ける泣ける。終わった後、皆 目が真っ赤。男性陣の演技が 素晴らしい。吉岡秀隆、堤真一、子役の二人。ちょっとしか出ませんが、小日向文世、石丸謙二郎が悪役を好演してました。〔映画好き〕

<評>★★★
■平成生まれだし、話についていけるか心配だったが自然に溶け込めるような感じの作品だった。戦争はもぅ大昔のような扱いをしていたが、そうでも無くて戦後の普及の成り立ちや、生活のこと、そのころの日本人の性格など知らなかったことがたくさんつまっていて面白かった。〔23〕

<評>★★★
■昭和50年生まれの私には、一昔前はこんな風景だったのか〜という驚きがいっぱいでしたが、この時代を生きていたかたにはたまらなく懐かしい風景なんでしょうね・・・。テレビや冷蔵庫が初めて家に届いた日とか、路面電車とか。夢とか、希望とか、いろんな気持ちが盛り込まれていてあたたかい気持ちになれる映画です。笑えて泣けるし。東京タワーが三丁目の人々の気持ちを表しているのかな〜なんて思いました。映画から相当遠ざかっている両親にチケットをプレゼントしようかな・・・。また、映画タイトルが入るまでの映像には度肝を抜かれました。何がすごいかって、冒頭からタイトル入りまでがワンカット!!どうやったらあんな映像が撮れるんだろう・・・カメラワークの凄さは必見です。それと、子役の演技力も。ちなみに公式HPのブログには「古き良き昭和の思い出」の投稿欄があって(その時代の写真もたくさん)、こちらもまたかなり楽しめます。〔マダラトビエイコ〕

<評>★★★
■久しぶりにジ〜ンと温かくなった。いい映画だ!あそこまでVFX技術で昭和30年代を蘇らせた山崎監督は流石!日本が誇る特殊効果の第一人者だ!東京タワーが着工された年、昭和33年の東京の下町を舞台に繰り広げられる人情たっぷりの感動物語。私が生まれる前の時代なのに…とても懐かしくタイムスリップできてしまう…三種の神器(テレビ、洗濯機、冷蔵庫)、ちゃぶだい、三輪自動車ミゼット、力道山のプロレス中継などなど…その時代を生きた人達には懐かしさを通り越して、出来ることなら戻りたい!あの時代に帰りたい!とまで思わせてしまう程の作品だ。年代や観る人によって涙を流すポイントは違うだろうが、でも共通するのは貧しくても希望を持って精一杯生きる人達の姿だ!日本にも、こんなに元気な時代があったんだーと、今を生きる私たちに勇気を与えてくれるし、何か逆にその時代を生きた人達に恥じないように…私たちも前をみてシッカリ生きなきゃ!と思わせられる作品でした。キャスティングもなかなかだが、なんとも子役の2人には泣かされた…。とにかく私の中では日本アカデミー賞へ期待大!大!大!の1本です。おじぃちゃんも、おばぁちゃんも、息子さんも娘さんも、お孫さんにも是非観てほしい!何世代にも渡って楽しめる作品です!当時、世界一の高さを誇った東京タワーは、まさに!日本人が世界に知らしめたプライドの高さに違いない!あ〜、なんてカッコいいんだろう…。〔シネマタイムズ編集長 菅原美話 →シネマタイムズへ

<評>★★★
■とにかくよく泣き、よく笑う作品です。泣かせどころ、笑わせどころがわかりやすく、時にはベタなくらいなのに、ついつい泣いちゃう、笑っちゃう。でもそんな自分がなんともうれしくなる。日本人の人情っていいなぁ、と、そんな温かさをくれる作品です。まずは劇場でみていただきたい。見ればきっとそれぞれに感じるものがあるはず。せっかくだから、できればエンディングはD-51なんて若手を使わずに「お〜い、中村君」でしめてほしかったなぁ。〔はなたれ小僧〕

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