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チャーリーとチョコレート工場
 CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY


「チャーリーとチョコレート工場」
(C)2005 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

■□さぁ、
□■世界一オカシな工場見学へ!

貧しくも幸福なチャーリー少年(フレディー・ハイモア)一家が暮らす、左に30度傾いたあばら家のすぐそばに、その工場はあった。世界で最も有名で、謎めいている、ウォンカ(ジョニー・デップ)のチョコレート工場。この15年間というもの、工場に入った者も、出てきた者もいないという、極秘工場の内部がついに公開されることになったのだ――!
ウォンカ製の板チョコに入った幸運のゴールデン・チケットを引き当て、工場の門をくぐったのは、食い意地の張った肥満少年、大金持ちのわがまま娘、トロフィー・コレクターの”勝ち組”少女、知ったかぶりのゲームおたく、そして、喜びに頬を輝かせたチャーリー少年だ!案内役を務めるのは、この途方もない工場を創りあげたお菓子の天才発明家、ウォンカ氏その人!これまでずっとひとりぼっちの王国に君臨してきた伝説の工場主が、子供たちを迎え入れた目論見とは?そして、彼に隠された秘密とは――?!
●監 督ティム・バートン
●出 演ジョニー・デップ、フレディー・ハイモア、デイビッド・ケリー、ヘレナ・ボナム=カーター  他
●データ2005年/アメリカ映画/115分

★ジョニー・デップ、ティム・バートン監督の来日記者会見
→来日記者会見の模様はこちら
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映画の批評コーナー。 は3段階評価です。
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<評>★★★
■とてもシニカルに笑える映画で楽しめた。細部までよく作りこまれ、それぞれのキャラクターも際立っていた。また、ウォンカ自身も少年期のつまずきが大人になってもどこかで尾を引いていて、チャーリーとのかかわりの中でそれと向き合うなど、ファンタジックなキャラのわりにとても人間くさい一面を垣間見せていて、親近感を抱くことができた。個性豊かな選ばれしこどもたちとその親はそれぞれに気の毒な目にあうが、「子どもの個性を伸ばす」なんてご高説のもとに野放図に育てるとたいへんな人間が育つんだという大人(親)である私たちへの忠告とも受け取れた。チョコレートが食べたいとおもいつつ、こどもがこどもらしく育つとはどういうことなのか・・・と考えさせられた。〔ひげ〕

<評>★★★
■ティム・バートンはオープニングで観る人を催眠術にかけるのです。単調な(退屈なという意味ではなく)音と映像が繰り返し繰り返し。この映画でも、まんまとその術にハマってしまいました。その後訪れる幸福な時間♪♪原作が児童小説なだけに(?)悪い子・いい子の描写が分かりやすく、悪い子はお仕置きを受け、いい子は幸せになるんだよという勧善懲悪のお話を、美しい映像で描いたブラックな寓話です。見所は多々ありますが、個人的にはウンパ・ルンパ(小人)のダンスと歌!そこだけ切り取ってDVDにまとめても買っちゃいますよ私というくらいのものです。リスの胡桃割りも必見です。よくぞあそこまで調教されて…小動物のけなげさに感涙です。今回のジョニー・デップはシリアスな顔は見せず、ずっとコミカルで新鮮な感じ。ハイモア君は『ネバーランド』の時よりまた少し大人っぽくなりました。そして、おじいちゃん達、おばあちゃん達がまた、みんないい味出してます。ティム・バートンの催眠術は映画館を出た後もしばらく解けませんでした。帰りにチョコレート買ってしまった…。〔mb〕

<評>★★
■この映画は 子供ではなく大人向きで風刺が効いていると思います。チョコの川を実際に作ったというのが驚きです。ウンパ・ルンパが 少し くどい感じです。〔映画好き〕

<評>★★
■なんとなく残酷だったような・・・。子供たちがいくら憎い奴らだからといってちょっとヤリスギ。。。もっと工場の様子や未来的なお菓子の作り方など機械の動きが見たかった。でも、外国の子供たちやジョニーデップの新しい顔などが見れて面白かった。〔23〕

<評>★★★
■奇才、ティム・バートン監督とジョニー・デップがタッグを組んだ4作品目がいよいよ公開だ!しかも、ジョニー・デップが10年ぶりに日本にやって来る!彼の忙しいスケジュールを考えると次に来日できる日は・・・?このチャンスを逃す訳にはいかない!気が付けば来日会見場・・・ジョニー・デップの至近距離5m以内に居る私!って、ただの追っかけじゃん?いやいや、ちゃんとお仕事でいったんですよ〜!*→→→続きは、こちらの取材リポート
 〔シネマタイムズ編集長 菅原美話 →シネマタイムズへ

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