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デスノート 前編 Death Note


デスノート 前編
(C)大場つぐみ・小畑健/集英社
(C)2006「DEATH NOTE」FILM PARTNERS

■□頭脳戦を制するものが、
□■新世界を制す。

退屈な死神が人間界にノートを落とし、退屈な天才がそのノートを拾った。<このノートに名前を書かれた人間は死ぬ。>――それは文字通り、人の死を決定づける”死のノート(デスノート)”。神だけに許された究極の道具を手に入れたのは、誰にも負けない頭脳を誇る全国トップのエリート大学生夜神月。やがて彼は、理想の世界を築き上げていくことを決意し、自らの手で世界中の犯罪者を裁き始める。一方、ICPO(インターポール)では、一連の事件を捜査するべく、もうひとりの天才を日本の警察庁に送り込んでいた。抜群の情報収集能力と神がかった推理力で、世界中の迷宮入り事件を解決してきた謎の名探偵とも言うべき天才「L」。次第に絞り込まれていく操作網。デスノートを巧みに操り、そんな捜査陣を翻弄する月。人類の未来を巻き込んで、壮絶な頭脳戦が始まった!
●原 作大場つぐみ、小畑健(集英社ジャンプコミックス刊)
●監 督金子修介
●出 演藤原竜也、松山ケンイチ、瀬戸朝香、香椎由宇、細川茂樹、戸田恵梨香、藤村俊二、鹿賀丈史  他
●データ2006年/日本映画
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IMPRESSIONS
映画の批評コーナー。 は3段階評価です。
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<評>
■結論から言えば期待外れでした。おそらく原作を見ていなければ、★は2つか3つになったでしょう。けれども、原作を全館読んだ私には、粗がやたら目立ちました。なにより主人公の月。何でこの人こんな軽薄なの?原作じゃ全部が計算ずくで動いていたのに、映画じゃ感情大爆発。底が浅い浅い。やっぱ月なら彼女なんか道具扱いしなきゃ。他にも藤原竜也の演技やCGリュークなどまあ色々ありましたが、とにかくそこがどうしようもなく、途中で見るの止めました。ただ、最初に書いた通り、原作に対する思い入れが無い人にはお勧めです。〔山田〕

<評>★★★
■最高でした。映画の内容がボクのこころにヒットさせました。俳優さんがまたいい感じに雰囲気を出していてもう最高と言うしかないくらい最高でした!!!!!!次のラストネームが見たくてたまんねぇ〜〜〔ささみ〕

<評>★★★
■私は原作ファンだったので映画を見に行きました。見る前はキャスティングを知って一部ショック(本当にできるのか)を受けましたがみなさんとても役にハマっていて、月(藤原さん)、L(松山さん)ともに素晴らしい演技でした。そしてストーリーは原作ファンの期待を裏切らない内容となっています!オリジナルストーリーも原作と違う面白さがあるにもかかわらず不自然さが全くありませんでした。とても満足できる作品に仕上がっていると思います。そして11月公開の「デスノート the Last name」がとても楽しみです。〔あお〕

<評>★★
■原作等の前知識なしで鑑賞した。L(エル)の俳優にはかなり心惹かれるものがあった。目力(ぢから)があるね。おひょいさんも元気そうでなにより。・・・でも主人公の線が弱い。映画を見おわったあとで、原作を読破したけど、原作の主人公はもっと青白く燃え上がるような狂気を内在している。まあ、それでも映画の終盤にさしかかるあたりではかなり面白い展開になってきたし、総合的な評価は後編をみてからかな。〔Rin〕

<評>★★
■流石!大ヒットコミックだけあって、ストーリーには完璧に吸い込まれていきました!原作ファンにとっては配役に賛否両論あるようですが…私は原作を読まないで観たので、いち、映画作品としては、かなり面白い出来になっているのではないか…と、おもってます。ただ、やはり、強いて言えば…死神がCGなので限界はあるのかな〜でも、その辺を含めても映像化は難しい…と言われていたので、よく出来ている!と評価しなければいけないのかも…早く後編が観たいです。「死のノート」をめぐっての知力を尽くした攻防!先を読み、裏をかく、原作ファンもアッ!と驚く衝撃の展開を期待してます。「ダ・ヴィンチ・コード」同様、映画を観てから原作を読む!これ、私の法則です!〔シネマタイムズ編集長 菅原美話 →シネマタイムズへ

<評>★★★
■原作は少しだけ見ていました。やはり、原作と比べてしまうと残念に思う点もいくつかありますが(一部キャスティングも含め)、ややツッコミ所はあれど、映画版のオリジナルなストーリー展開も(期待をしていなかった分もあるせいか)、思ったより面白いと思いました。「L」の雰囲気は良い感じで、映画版の方が原作より個人的に好きです。原作とは違った、映画版の結末が気になる所です。〔YOPA〕

<評>★★★
■最近はやたらと漫画の実写映画化が多いような気が…。原作の世界観、キャラ、イメージといったものがほぼ出来上がっているのだから、映画としてのオリジナリティは出しにくいのでは、などと素人ながらに考えてしまうのですが、売れている漫画はそれだけで話題性があるから、キャッチーではあるのかもしれない。でも『デスノート』に関しては、そんな漫画があることさえ知らず、藤原竜也vs松山ケンイチの妖しいチラシにまず惹かれて、いそいそと出かけてしまいました!こんな美しい(メイクのせいもあるのでしょうが)二人の美少年対決、しかも頭脳戦!?だなんて。そして、鑑賞後の感想は「観てよかった」でした。やっぱり漫画だなあ…良くも悪くもです。ストーリーテリングはさすがです。ぐいぐいと引っ張っていきます。キャスティングも(原作は知らないけれど)ハマっています。個人的には松山ケンイチの猫背加減がなんとも言えず、悪魔的に魅力的でした。本作は「前編」なので、二人の直接対峙は後編へと持ち込まれていますが。11月の後編公開がとても楽しみです。〔mb〕

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