MOVIES' DATA


犬神家の一族 犬神家の一族


犬神家の一族
(C)2006「犬神家の一族」製作委員会

■□金田一さん、
□■事件ですよ――

信州の犬神財閥の創始者・犬神佐兵衛(仲代達矢)が永眠した。遺言状を管理する法律事務所の若林は、残された遺言状が一族の不吉な争いの元凶となることを予期し、私立探偵・金田一耕助(石坂浩二)に調査を依頼。しかし若林は、金田一と会う直前に、何者かに殺されてしまう。佐兵衛には腹違いの3人の娘、松子(富司純子)、竹子(松坂慶子)、梅子(萬田久子)がおり、それぞれに佐清(尾上菊之助)、佐武(葛山信吾)、佐智(池内万作)という息子がいた。さらに犬神家の屋敷には、佐兵衛が世話になった恩人の孫娘・野々宮珠世(松嶋菜々子)も住んでいた。やがて、戦地に赴いていた佐清が、不気味なマスクを着けて犬神家へ戻ってきた。戦場で顔に醜い傷を負ったのだ。その佐清の帰還を待って公開された遺言状は、「佐清、佐武、佐智のいずれかとの結婚を条件に、犬神家の全財産を珠世に譲渡する」という驚愕の内容だった。血で血を洗う争いに一族を駆り立てるかのごとく仕組まれた遺言状に、遺族は騒然となる。そして若林が危惧した通り、凄惨な殺人事件が次々と起きていく。
●監 督市川崑
●出 演石坂浩二、松嶋菜々子、尾上菊之助、富司純子、松坂慶子、萬田久子、葛山信吾、池内万作、仲代達矢  他
●データ2006年/日本映画
LINE
IMPRESSIONS
映画の批評コーナー。
※『私もコメントしたい!!』という方は こちら

スクリーン情報へ戻る