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ミリオンダラー・ベイビー MILLION DOLLAR BABY

(PG12)
「ミリオンダラー・ベイビー」
(C)2004 WARNER BROS INC. ALL RIGHTS RESERVED

■□愛に、
□■打たれる。

ジムを経営する孤独なトレイナー、フランキー(クリント・イーストウッド)。実力はあるが、育てた若者は欲を求め彼の元を去っていく。あるとき、そんなジムへ31歳のボクサー志望のマギー(ヒラリー・スワンク)が入ってくる。フランキーにとってマギーのような女など眼中になかった。しかし、貧しい生活をしながらも、練習に励む彼女のハングリーさに、彼は徐々にボクシングを教えるようになる。やがて、トレーニングを通して次第にお互いを必要とし始めていく二人。娘に縁を絶たれた男と家族の愛に見放されてしまった女、深い傷・苦しみを抱えながら生きてきた不器用な二人が互いに人間的に歩み寄っていく。マギーの実力も頭角を現していき、遂に100万ドルをかけた世界タイトル戦に出場することになった。しかし、その試合で、二人を待っていたものは衝撃の結末だった……。苦悩するフランキー、そしてマギー。二人の真の絆の意味がいま試される。
●監 督クリント・イーストウッド
●出 演クリント・イーストウッド、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマン、アンソニー・マッキー、ジェイ・バルチェル  他
●データ2004年/アメリカ映画/133分
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IMPRESSIONS
映画の批評コーナー。 は3段階評価です。
ネタバレの危険がありますので、内容を知りたくない方はご注意ください。

<評>★★★
■三つのポイント。(1)男女の差を越えて、殺風景な練習場でのボクシングの厳しさの一端が見られた。(2)老トレーナーと女性ボクサーとの愛..?はあまり感じなかった。むしろ二人の冷徹な計算か?(アイリッシュ系どうし)(3)最大のテーマは、(アクシデントでなくても)人間の死に方の問題を突きつけていること。あまりにも現代医学が進歩し過ぎて?さあどうする?!〔ムーバー〕

<評>★★★
■これは、さすがのディカプリオ様でもアカデミー賞は諦めざるをえないでしょう!クリント・イーストウッドにモーガン・フリーマン、そして、わずか30歳で二度目のオスカー像を手にしたヒラリー・スワンク!ボクシング映画は色々あれど、この作品は勝ち負けにこだわる事よりも、人としての生き方を考えさせられた性別や年齢差を超えた真のラブストーリーでした!しばらく席から立てない位・・・私の中でもベストシネマ上位ランキング・・・間違いない!!!作品です。〔シネマタイムズ編集長 菅原美話 →シネマタイムズへ

<評>★★★
■文句なく素晴らしいの一言です。愛に打たれる・・このキャッチコピーは最高に上手い!〔映画好き〕

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