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プラダを着た悪魔 THE DEVIL WEARS PRADA


プラダを着た悪魔
(C)2006 TWENTIETH CENTURY FOX

■□恋に仕事にがんばる
□■あなたの物語

大学を卒業し、ジャーナリストをめざしてNYにやってきたアンディ。オシャレに興味のない彼女が、世界中の女性たちが死ぬほど憧れる仕事を手にしてしまった!それは一流ファッション誌”RUNWAY”のカリスマ編集長ミランダ・プリーストリーのアシスタント。しかし、それは今まで何人もの犠牲者を出してきた恐怖のポストだった!ミランダの要求は、悪魔的にハイレベル。朝から晩まで鳴り続けるケイタイと横暴な命令の数々、その上”センス、ゼロ!”と酷評され、アンディはこの業界が努力とやる気だけでは戦えないことを思い知らされる。キャリアのためとはいえ、私生活はめちゃめちゃ。カレの誕生日は祝えないし、友達にも愛想をつかされる。この会社で、このままでいいの?私って、本当は何をしたいんだっけ?
●監 督デヴィット・フランケル
●出 演メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ、スタンリー・トゥッチ、サイモン・ベイカー  他
●データ2006年/アメリカ映画/110分
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映画の批評コーナー。 は3段階評価です。
ネタバレの危険がありますので、内容を知りたくない方はご注意ください。

<評>★★★
■最初さえない女の子が、なぜか一流ファッション誌編集部にアシスタントとして採用され、無理難題を突きつける悪魔的上司や、ちょっと意地悪な同僚にもまれながら成長し、どんどんキレイになって頑張っていくというサクセスストーリー。あんなに理不尽なほどに厳しい女上司は普通のOLには想像もつかないし、サンプル品をちゃっかり自分のものにしちゃってるんだろうお洋服の数々も夢のようだし、現実のわが身と比べて「すごく分かるわ〜」という感じではなかったけれど。でも、雇われ人として働く人なら、仕事をしていく上での悩み、つまづき、頑張り、躊躇といったものは共感できるでしょう。他のキャラクターもみんな個性的で、誰が好きかで性格判断ができそうなわかりやすさ。個人的にはメリル・ストリープ扮するミランダ悪魔編集長が好きでした(ああなりたいとは思わないけれど・・・)。ひとつの道を極めようとする人、トップに立つ人というのは揺るぎがないものだなあと、妙に感心しました。唯一、母親としての苦しさを見せるシーンがまた対照的で、さすがにストリープは素晴らしい。ただ気になったのは、どんどん仕事にはまっていくアン・ハサウェイ扮するアンディを醒めた目で見ようとする彼氏や友人。気持ちは分からないでもないけれど、もっと温かく見つめてはあげられないものか!?などと思ってしまいました。でも、ファッションよし、ストーリーよし、テンポよし、終わりよしで、とても楽しい映画でした。DVDが出たら手元に置いてまた観たい映画です。〔chibie〕

<評>★★★
■アメリカのサクセスストーリーそのもの!なのですがとにかく衣装が素敵!女の魅力満載!といった感じでした。次々に出てくる最先端のファッションに唖然とし、尚且つうっとりします。このファッションを見るだけでも一見の価値ありでした。特にファッションに興味が無くてもこれは見逃したら勿体無いです。メリル・ストリープの演技もさすが!バリバリのキャリアウーマンも、疲れた母親役もピッタリでこの表情の豊かさに驚かされました。〔もみぃ〕

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