(C)2006「タイヨウのうた」フィルムパートナーズ |
■□彼女は、
□■タイヨウに帰っていった。
雨音薫16歳。彼女は学校にも行かず、陽が沈むと毎夜ギターを持ち駅前の広場で歌い続けた。昼は眠り、夜活動するという普通とは正反対の生活。薫は太陽の光にあたれないXP(色素性乾皮症)という、病気だったのだ。そんな彼女が唯一の生きがいにしているは、歌を歌うこと。そんな彼女に、人生を大きく変える出来事が起こる。
午前四時、日の出前に帰宅する薫。部屋の窓から外を眺めるとそこには、サーフボードを抱えた一人の少年がたたずんでいた。そして、運命の出会いは夜明けまでの数時間に訪れ、太陽の下では決して出会えない二人を引き寄せた。しかし、孝治は病気のことを知らない。2人は急速に仲良くなり夜の街で会い続けた。そして、ある事件をきっかけに孝治に病気のことを知られてしまった薫。やっぱり、夢なんて見なければ良かった。私は普通じゃないんだから、と初めての恋もあきらめ、歌までもやめてしまった。そんな薫に、「夜だけ会おうよ」と励ます孝治は、薫に素敵なプレゼントを思いつく。
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●監 督 | 小泉徳宏
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●出 演 | YUI、塚本高史、麻木久仁子、岸谷五朗、通山愛里、田中聡元
他
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●データ | 2006年/日本映画/119分
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