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X−MEN ファイナルディシジョン
 X-MEN THE LAST STAND


X−MEN ファイナルディシジョン
(C)2006 TWENTIETH CENTURY FOX

■□世界は、選択で創られ、
□■選択で滅ぶかもしれない。

世界を救うべく、自ら犠牲として濁流に飲み込まれていった、ジーン・グレイ。彼女は死んでいなかったのか?濁流から再び姿を現したジーン・グレイは、以前とは全く違っていた。一方、「ミュータントが生まれるのは病である」と天才科学者が主張して、ミュータントを人間に変えるという新薬「キュア」を開発する。「キュア」を使えば、ミュータントとしての超能力を失う。「人間になるか、ミュータントのままでいるか」という迫真の葛藤と究極の選択のドラマ。そこに、ミュータントたちと人間たちの思惑も絡み、最終的な争いへと突き進むことになるのだった……。
●監 督ブレット・ラトナー
●出 演ヒュー・ジャックマン、ハル・ベリー、イアン・マッケラン、ファムケ・ヤンセン、アンナ・パキン、ケルシー・グラマー  他
●データ2006年/アメリカ映画/105分
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IMPRESSIONS
映画の批評コーナー。 は3段階評価です。
ネタバレの危険がありますので、内容を知りたくない方はご注意ください。

<評>★★★
■やはり、回を増すごとに面白くなっている!3D映画を観ているような迫力に思わず、のけぞってしまった!しかも、期待通りの新キャラクターの登場にも、もっと観たいけど・・・これでよし!とするか!と思えるほど満足してしまう。そして、何より今回はドラマがある。ミュータントであるべきか・・・超能力を失い人間になるべきか・・・葛藤につぐ葛藤・・・最終章は、とにかくカッコいいけど、凄くせつないドラマになっている。人間に戻ることが本当に幸せなことなのか?それぞれのキャラクターの心理描写も見所の1つ!VFXの技術も、ある特殊な再生ソフトを使ってプロフェッサーXとマグニートを20歳も若返らせているシーンも出てくるので、よーく見るべし!でも・・・これ絶対何らかの形で続くね・・・スピンオフ?かな〜とにもかくにも、エンドロールの後のワンカットをお見逃しなく!〔シネマタイムズ編集長 菅原美話 →シネマタイムズへ

<評>★★★
■絶対、こういう映画は映画で見るべきです。TVでビデオやDVDなどで観るのとでは迫力が違います。SFもののこの映画は、「スターウォーズ」などと同じように、内容が、複雑なので、少し内容を把握して観た方が、楽しめます。(邪道かもしれませんが、、、)スピード、アクションと大画面で、迫ってくるので、娯楽映画としては、最高です。ネタバレはしたくありませんが、涙ありの場面もありますので、見逃さないで下さい。「スパイダーマン」「スターウォーズ」「エキソシスト」「吸血鬼」「ハリーポッター」などを彷彿させる楽しい映画です。この夏休み、テーマパークなどに行けなかった人は是非観ることお勧めです。最後にテーマは、重く言えば「ミュータント」として生きるか、「人間」になるかと、、、(選択)。いつの時代もアイデンティティーの追求でしょうか?「自分が自分であること」を自分が受け入れることはできるかな?と観ながら何回か自問自答をしてしまいました。〔えみりん〕

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