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陽気なギャングが地球を回す
 陽気なギャングが地球を回す


陽気なギャングが地球を回す
(C)2006『陽気なギャングが地球を回す』製作委員会

■□人生は、
□■走りっぱなしがちょうどいい。

銀行での爆弾騒動に居合わせた4人の男女は奇妙な能力を持っていた。意識するしないにかかわらず他人の嘘がわかってしまう男、成瀬(大沢たかお)、コンマ1秒まで正確に時を刻む体内時計を持つ女、雪子(鈴木京香)、生まれついての若き天才スリ師、久遠(松田翔太)、口から生まれてきたようないい加減な理屈をこねる演説の達人、響野(佐藤浩市)。成り行きで爆弾事件を阻止してしまった4人は、今まで何の役にも立たないと思っていた能力がこの4人組なら力を発揮できることに気づき、チームを結成することにする。目的は現金ではなく、ロマンあふれる犯罪計画!! 4人は、抜群のコンビネーションと大胆不敵な計画で成功を収めていったが、ある銀行を襲った帰り、突如現われた覆面4人組の強盗にあっさりと横取りされてしまう。計画が漏れていたのか?裏切り者がいるのか?
●監 督前田哲
●出 演大沢たかお、鈴木京香、松田翔太、佐藤浩市、大倉孝二、加藤ローサ、三浦知紘、中山祐一朗、古田新太  他
●データ2006年/日本映画/91分
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IMPRESSIONS
映画の批評コーナー。 は3段階評価です。
ネタバレの危険がありますので、内容を知りたくない方はご注意ください。

<評>★★★
■・・・さ、最高! 内容も分かりやすくて、出演してる俳優さんもチョーイイ!大沢みきお・鈴木京香・そしていい味出してる佐藤浩市。その他、あちこちに登場する俳優さんもクスッて笑いたくなるいいシーンばかり。この映画は、ついこの前まで仙台で撮影していた「鴨と00とコインロッカー(00の言葉忘れちゃった)」の原作書いた人が同じ人なんです。仙台にゆかりのある作品は、親しみもあるし。第一、鈴木京香が仙台人なんて、嬉しい♪ 有頂天ホテルを観た時のような楽しさ、面白さ、満足感がある映画です。一見の価値アリ!ですよ(^−^)〔かめ〕

<評>★★
■今を輝く豪華キャスト勢揃いのこの映画だが、期待が大きかっただけに少し残念だった。もっとサプライズなエンディングを期待していたが、意外とあっけなかったように思える。だけど、決してつまらないわけではない。やはり、主演4人の味は出ているし、台詞もおもしろい!!笑いあり、涙ありのあっという間の90分でした!ちなみに、SOSの挿入歌がとてもかっこよかったです。〔ピーター〕

<評>★★
■なかなかお洒落で、ギャングを演じる佐藤浩一、大沢たかお、鈴木京香、松田翔太それぞれいい味が出ています。ついでに「シムソンズ」で頑張っていた加藤ローサも可愛い!・・・なのですが、相乗効果が出ていないと言うか、映画のスケールが大きく見えないところが物足りない感じでした。カット、カットのセンスの良さや、気の利いた小ネタがずいぶんと盛り込まれているのですが、コメディなり、どんでん返しなり、大筋が今一歩のような気がします。とはいえ、期待していた銀行強盗のシーンはテンポも良くなかなかの出来でした。佐藤浩一が面白カッコイイです。「あれこれ考えずに気楽に映画を楽しみたい!」そんな時におすすめの一品です。〔マグンャチ〕

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