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[8月29日(金)放送] 「秋です!秋刀魚の季節デス!」
本州一のサンマの水揚げ量を誇る女川町。女川港のサンマの総水揚げ額は、全体の三分の一を占めているほどです。今年は期待通り豊漁で、今月21日に初水揚げされました。今朝5時、石巻の船がおととい北海道で獲ったサンマ40tを、次いで同じく石巻の船が30tを積み女川魚市場に入港。今のところ150gくらいのサンマが中心で、それより大きいものも小さいものも少ないサンマが獲れています。今年は資源が豊富なため、水産庁が漁獲枠を増やし、暴落防止のため9月4日までは1隻あたり140tまでと制限されています。5日以降は無制限になるため、一日休漁しながらの漁になります。この頃になると、私たち消費者にとっては手頃な値段で買えそうです(今は店頭価格が150円近いだけに買うのをためらうことも…)。でも、「一尾100円は切らないだろうけれど、燃料が高騰しているので安価は望まないで!」というのが山本社長の本音。今年は12月半ばまで漁が続くと見込んでいるだけに、燃料費は確かに気になるところです(女川では、年間5000万円以上のサンマを水揚げする漁船に、水揚げ額の1000分の1が補助されることが決まっています)。サンマを食べて健康に!と消費量の推進にも積極的な山本社長。早速、今晩はサンマにしようと思います。 (高橋亜由美)
[8月28日(木)放送] 「今年も美味しい梨ができました!」
いよいよナシのシーズン!すでにスーパーには県外産のナシが並んでいますが、やっぱり地元産のナシが恋しくて…。約100軒のナシ農家のある蔵王町。佐藤隆男さんの畑でもいよいよ今日から収穫です。自宅から車で走ること3分。蔵王連邦を見渡せる眺めのいい場所に、佐藤さんのナシ畑はあります。200a、750本のナシは全部で4種類(幸水・豊水・新高・かおり)。今日から彼岸の頃までは幸水の摘果です。野球ボールくらいに育ったナシは見るからにおいしそう…。収穫を目前に佐藤さんは、糖分と大きさが気になって仕方のない様子。教わった通り、まんべんなく黄土色で丸いナシ(これがおいしいナシの見分け方)を頬張ると、ジュルっとした汁が!シャリシャリ、甘さが口いっぱいに広がります。最高です!7月以降の日照のおかがで糖分をぎゅっと閉じ込めて、果実も大きく育ったのです。また、佐藤さんの畑では土壌に堆肥を混ぜ、土を柔らかくしてしっかりした根を張らせています。こうすることで美味しく、大きなナシが育つのだそうです。幸水の収穫が終ったら次は豊水。10月末まで収穫作業は続きます。 (高橋亜由美)
[8月27日(水)放送] 「第4回ママチャリ8時間耐久レースinゆりあげ」
今年で4回目のママチャリ8時間耐久レースinゆりあげ。9月14日(日)の午前8時にスタートし、ゴールは午後4時。1チーム2〜8人で出場、一台のママチャリ(前乗り出来る二輪自転車)で1周4kmを8時間で何周出来るかを競います。最高記録は昨年、東京のチームが樹立した65周(!!!)。260km、名取から宇都宮までの距離です。実は私も第1回大会に仕事仲間と出場しているのですが、辛かった…。でもそれ以上に楽しかったんです!走っている最中は確かにふくらはぎは張るし、何度もくじけそうに。しかし、走り終えればバーベキューで焼肉が待っている!そう思えば4kmなんてなんのその。こうして各チーム、飲んだり(アルコールで自転車は×)食べたりしながら走者にエールを送り、8時間を楽しく過ごすのです。これが大会の最大のコンセプト。目の前のゆりあげ朝市から食材を買っても良し、参加者全員に振舞われるサンマを頬張っても良し、色々な楽しみ方があります。ですから8時間なんてあっという間(だと思う)。日没の頃のゴールは、正に感動の瞬間です。仲間に見守られて涙する人あり、抱き合う人あり喜びをわかち合います。 年々出場チームが増え今年は150チーム募集し、今のところ115チームのエントリーがあります。クラスは4つにわかれ、親子やたったの二人で参加するチーム、職場仲間で仮装しながら出場する人たちもいます。個性あふれるママチャリレース、普段乗り慣れているからといって侮れませんよ。 (高橋亜由美)
[8月26日(火)放送] 「週末は『いのち』をテーマにしたコンサートへ!」
障害者と健常者が共に作り上げるミュージカルが開催されます。いのちの音楽祭スペシャル!オリジナルミュージカル全国障害者研究会ふ・れ・ん・ど「お母さんの笑顔」は、サークル ふれんどが主催するもの。サークル ふれんどは15年前から、障害者と健常者が一緒になり歌を通して表現活動をしているグループで、ミュージカルは今回で3回目です。お姫様役や、彼女をトラブルに巻き込もうとする車いすで登場する暴走族役も障害を持つ方が演じます。オリジナル曲の作詞者は、作詞が出来ても声が出ないというハンディを持っているので、歌の得意な仲間が歌います。このように得意なことを発揮する場でもあり、やれる人がその役割を務めるという正に個性輝くステージになりそうです。障害を持つ役者さん達は、練習で緊張して声が出なくなったり立ちすくんでしまったり、普段とは違う自分に戸惑いながらも、当日への期待で胸がいっぱいです。このミュージカルを通しお客さんを笑顔に出来れば!と日々練習に励むサークル ふれんどの皆さん。皆さんのミュージカルを通したメッセージで、会場が笑顔でいっぱいになりますように…。 (高橋亜由美)
全国障害者問題研究会 いのちの音楽祭スペシャル! ふ・れ・ん・ど オリジナルミュージカル ☆☆ 「お母さんの笑顔」 ☆☆ 入場無料
[8月25日(月)放送] 「TBCジュニアフェスタ2008始まる!」
あいにくの雨ではありますが、そんなことを物とはせず真剣にボールと向き合うジュニアゴルファー。TBCジュニアフェスタは午前8時から、INとOUT同時に始まっています。出場する選手は、宮城を中心に岩手や秋田、福島の未就学児から中学生までの48人。初めて間もないプレーヤーもいれば、本格的にプロを目指すプレーヤーもいて見応えがあります。大会は、キャディを家族にすることができるのが特徴で、皆で楽しむことができるわけです。が!お父さんがいようが、お母さんが応援しようが、彼らに「甘え」はなく、むしろ一層気合いが入っています。 間もなくスタートという小野君(中2)と悠介くん(小6)。小野君は普段の大会同様、キャディに親御さんはつきません。今朝はドライバーが真っ直ぐ打ち出せず、本調子まであと一歩ですがスタートすれば感覚が取り戻せそうです。ミスしても落ち込まない深堀圭一郎を目指しています。1週間に3回、1時間の練習を欠かさない悠介くんは普段、もっと左足を踏ん張るように!とアドバイスを受けるのでそれに気をつけて臨みます。今大会の同じクラスにライバルがいますが、目指すは優勝です! やる気と楽しもう!という意気込みがいい結果を招くと川口さん。プロになる可能性を秘めた彼らの目はキラキラと輝いていました。 (高橋亜由美)
[8月22日(金)放送] 「おいしいホップが出来ました!」
ビールの原料ホップといえば岩手県遠野市での栽培が有名ですが、実は宮城県角田市でも育てているんです。訪ねたのは、今日から収穫が始まる仙南シンケンファクトリー。5種類の地ビールを製造していて、正真正銘の地場産のものを飲んでもらおうと昨年からホップ栽培を手掛けています。 初めて見るホップ。7mもの長いツルが6本、生い茂る葉に混じるかのように、うずらの卵ほどの羽状複葉のものが!これがホップなんです。まるで緑色の小さな松ボックリのよう。小さいながらも甘くスースーした香りを漂わせ、これが製造時には苦い匂いに様変わりするというのですから驚きです。株を植えるといくつも発芽するので8本くらいに剪定すると、7月には小さな花を咲かせます。花が萎んだかな?という頃に実がなるのですが、ツルが伸びると病気にかかりやすくなるので消毒、水はけが悪いと腐るので日が当たるようツルを動かしたりノウハウのない中(県内の栽培者はおそらくここだけ)、試行錯誤で育ててきました。しかも、ホップ栽培には寒いところが適している中、角田は温暖の地。苦労は絶えません。手摘みで収穫したら香りや品質維持のため冷凍保存、その後ビール煮沸時にガーゼで包んだホップを釜に投入し香りや苦味を染み込ませます。栽培して二年目ですから、今年の収穫量はわずか200g(見込)ですが、手塩にかけて育てたホップ、出来上がったビールは最高に美味しい!と大石さん。酒の肴はいらないほどです。 これからも量を増やし、角田ならではの味に磨きをかけたい。ホップ栽培二年生、大石さんの夢は広がります。 (高橋亜由美)
[8月21日(木)放送] 「目指せ!未来の浅野 祥!」
天才三味線プレーヤー、仙台出身の浅野祥さんを追いかけて、後輩達も頑張っています。祥さんと同じ師匠、小田島徳旺氏に師事する及川達也くんと須貝麻由さんは、先週末開催された第2回全日本津軽三味線競技会名古屋大会でそれぞれ優勝と準優勝を総なめ!二人とも目指すは先輩の浅野祥さんです。優勝した達也くんは大会前、祥さんからもらった腕輪をお守りに、それを足に付けて臨みました。「がんばってね」という祥さんからのエールを励みに見事優勝!もともと津軽三味線を始めたきっかけが、達也くんのおじいさんと祥さんの亡きおじいさんが民謡仲間で、発表会で力強く三味線を叩く祥さんの姿が6才の達也くんにはとても格好良く映ったから。以来、祥さんのような三味線プレーヤーになりたい!いつか僕も祥さんのようにあこがれられるような人になりたい!それが達也君の夢です。 準優勝の麻由さんも、日本一になって祥さんのように世界で演奏したい!という夢を抱いています。大会ではいつも、優勝する!という意気込みで臨みます。一番のライバルは達也くん。達也くんに勝つためにも、夏休み中も一日二時間は練習します。でも宿題の工作が残ってます…。達也くんはもっと残ってます…。 大人用の津軽三味線は時に重く、叩くには力は必要です。しかし二人はそれを物ともせず堂々と演奏し、その音色は私たちの心に響き渡ります。これからも素敵な演奏を聞かせて下さいね、達也君、麻由さん! (高橋亜由美)
[8月20日(水)放送] 「長沼はすまつり開催!」
今度の日曜日まで開催されている長沼はすまつり。湖面を埋め尽くすかのように、ショッキングピンクと白のグラデーションが見事な花が静かに咲き誇っています。年々咲く面積が広がり、客足も増え、皆がこのまつりを待ち望んでいるためなのか今年は例年より早く咲き、開催日を3日早めたくらいです。極楽浄土に来たようだと和むおじいちゃんおばあちゃん、遺影を持って来られる方など思いは様々。それなら!と私たちは、船着場からヴィーナス号に乗って10分、最も花のきれいな場所に連れていって頂きました。それはそれは見事でした。傘代わりにもなりそうなほど大きな葉の緑と、ピンクの花のコントラストは圧巻です。また、極楽浄土といわれるように、静寂な雰囲気を漂わせながらも、安心感を与えてくれる花だな〜と。船頭さんの亀井さんは、亡きお母さまに会いに来るような気持で日々船を漕いでいらっしゃいます。気温が上昇すると天女の湯上りのような香りを放つハス。もしかしたら、そこには私たちの心の中にずっといる「あの人」が存在する証なのかもしれません。 朝、人知れずそっと咲くハス。花が開く瞬間の「ポン」という音は、ある和尚さんよれば邪念があると聞こえないそうな。そして、未だにそれを聞いたことのある人は誰もいないそう…。 (高橋亜由美)
[8月19日(火)放送] 「花に魅せられたグループ笑(えみ)の押花展開催!」
宮城県押し花クラブのインストラクター7人が集まるグループ笑。今日から東北電力グリーンプラザで開催される押し花展(今週木曜日まで)には、7人の皆さんの生徒らを含め総勢50人、90点が展示されます。 押し花の魅力は、雑草でも出来ること!とキャリア10年余りの石川さん。道端にさりげなく咲く花も、朽ちていく葉もみんな宝物。秋のサクラの葉は、赤もあれば黄色とのグラデーションが楽しめるものもあるし、皆さんの手にかかれば「落ち葉」が芸術作品に生まれ変わるのです。専用の乾燥マットを使えば、スイカもメロンの皮(網目を利用してカゴとして押し花にする人も)も変色せず作品化し、ススキはフクロウの体毛に様変わり。感心しきりです。星さんには、キューリ、ナス、しいたけ、ピーマンなどの野菜は発色がきれいなのよと教わりました。そういや、うちの冷蔵庫にはトマトもモモもあったな。これでどんな押し花が出来るか考えてみよう!そんな楽しさを教えて頂いた取材でした。 (高橋亜由美)
[8月18日(月)放送] 「卸町で『おろシネマ』開催!」
野外上映会「おろシネマvol.14」、今夜は「フラガール」の上映です。舞台は福島県いわき市。常磐ハワイアンセンターの創世記に、街を盛り上げようと地元住民らがフランダンスに勤しむという、涙、涙の作品です(三浦貴子さんは涙が止まらなかったそうです)。これを4F建てビル、サンフェスタの壁面に設置する巨大スクリーン(タテ6m・ヨコ11m)に映すと、それまで走り回っていた子どもたちは驚きのあまり貝のように口を閉ざし、「野外映画」という初めての体験に胸を躍らせます。 卸町=倉庫の多い町という印象が強い中、何故野外上映会なのか?実は卸町では今、人に愛され、人が集まり、住める町を作ろうと街づくりを行っているのです。演劇工房10BOXや音楽工房MOXからの芸術や文化の発信を目指しているように、倉庫の壁面にスクリーンを張って映画観賞も町おこしの一つと考えたからです。野外上映会は、笠原さんのように団塊の世代には懐かしいもの。仕事帰りに映画でも観よう!気軽な気持で足を運んでもらいたいし、あの頃のようなワクワク感が蘇ったら最高ですね。今夜は上映(19時〜)に先立ち、18時からフラダンスショーで盛り上がります。冷たいビールorジュース片手に終盤の夏を楽しんでみませんか? (高橋亜由美)
野外上映会おろシネマvol.14 ☆☆ フラガール ☆☆
[8月15日(金)放送] 「目指せ!将来のオリンピック金メダル候補生!」
スーパー中学生ランナー・三宅一輝くんと一年振りの再会を果たしました。三宅くんは1500mと3000mで東北では無敵、来週から新潟で開催される全国中学校陸上競技選手権大会に出場します。 ここからは三宅くんの輝かしい栄光の数々です。1500mでは東北大会3連覇!今年7月の通信陸上3000m予選では8分56秒(自己ベスト)と標準記録を突破したため、この時点で全国大会へのシード権を得ています。1500mの自己ベスト記録4分4秒40は、今季中学日本ランク7位、3000mでは3位に相当しており、コーチを務めるお父さまは「こんなに逞しくなるなんて想像していなかっただけに、自慢の息子です」とおっしゃいます。 三宅くんの強さの秘密は、彼の練習への取り組み方にあります。磯浜海水浴場で行う練習、例えば60分jogや1000m×3本インターバルなどの練習メニューはお父さまによるもの。私も陸上経験者ですが、このメニューははっきり言ってキツイです!特に夏場はヘトヘトになります。これは三宅くんも感じていること。でも、弱音を吐かず自分を律するのは結果を出すため。充分お父さまに伝わっています。去年の全国大会ではまさかの予選落ち。その苦い経験と中学生活最後だから!という思いがこの一年、彼を支えてきました。 実は、彼は野球部のピッチャーで副キャプテン。坂元中に陸上部がないことから出場することになったのですが、陸上の練習は辛いけれど思いっきり走って記録が出ると嬉しい!と楽しさを知り、高校からは陸上に集中します。こう思えるようになったのも野球部の仲間の応援があったからこそ、ありがとうの気持でいっぱいです。 「今は全国大会での予選突破だけを考えています。自分は他選手についていくタイプだから、ラスト200mで勝負に出たい!」と三宅くん。一輝=一番の輝きを全国の舞台で見せて下さい! (高橋亜由美)
[8月14日(木)放送] 「今年はラテンの響き!」
そろそろ夏ともお別れ(暦の上では秋ですが)。今度の日曜日、七ヶ浜国際村で開催される仙台で一番大きなサルサイベント「VIVELA! SALSA TOUR’08」で夏のパワーを爆発させてみなせんか?サルサは、踊るも見るのも楽しいダンス!灼熱の太陽が恋しくなりますよ!サルサダンスは、中南米の伝統音楽がアメリカでポピュラーミュージックと融合して出来上がったもの。4拍子に8カウント、基本のステップはシンプルですが、4・8拍目にステップを休ませるのが特徴です。これは、セクシーさをアピールするためだそうです。ビッグバンドをバッグに男性のリードで、女性を引き立てる…、踊っていてそれはそれは気持いいでしょうね。基本ステップをベースに、そのときに「偶然」かかった曲で「偶然」出会った二人が踊る。特に打ち合わせなしで踊るので、こうして曲と、向き合う二人によって完成するダンス=サルサなのです。 サルサダンスを始めて6年の菅野ご夫妻。お二人の踊る姿は、弘さんのリードで息もぴったりです。ラテンダンス同好会でお世話役もしていて、メンバーは「踊っているときはアドレナリンが活発に出て全然疲れないね」とおっしゃっているそうです。「VIVELA! SALSA TOUR’08」ではスタッフとして会場を盛り上げるカラーズの皆さん。前夜祭では初心者向けレッスンも開かれますので、その楽しさに触れてみませんか? (高橋亜由美)
[8月13日(水)放送] 「ひまわりが満開です!」
あいにくの曇り空。6ヘクタールの丘に咲き乱れるひまわり達は、どこを向いていいのかわからない様子。それでも、一本一本が存在感があるので集結すると向かうところ敵なしという様子です。今月17日(日)まで開催しているひまわりまつり。今朝も8時前から、札幌や名古屋などの県外ナンバーの車が丘を行き交い、三脚を立てて写真を撮る人も…。泉区加茂の石垣さんファミリーも、今日一日だけのお父さんの休みを利用し、早朝に古川でお墓参りを済ませ、ひまわりの丘に立ち寄りました。春佳ちゃんは「ひまわりにおもしろい顔が描いてあって、楽しい!」と満足そう。この後は、崖の上のポニョを観に行きます。 ひまわりの丘の栽培管理の中心は転作組合の皆さんです。中でも早坂さんは、種蒔き前にたった一人でトラクターで耕し、5月25日の種蒔き後もきれいに花を咲かせるため、6月中旬に二度培土しました。作業中思うことはいつも同じ、「きれいな花を咲かせよう」。だから、きれいですね、すごいですね、という言葉は一番心に染みます。今年は従来のアメリカ産の種をオーストラリア産に替えたためか、形や色はさほど変わらずとも、長く美しさを保っているような感じがすると。また、今の刈り取り時期になると、種の味を占めたスズメやハト、ムクドリやカラスが、首の垂れたひまわりをテーブル代わりに種をついばみます。3分の一は鳥害ですが、鳥にも栄養を与えないと!という早坂さん。こんなふうに温かい気持が、元気な花を咲かせるのかもしれません。 (高橋亜由美)
[8月12日(火)放送] 「第8回北赤井地区やさいまつり開催!」
第8回北赤井地区やさいまつり。午前7時のスタートを待ちきれず、3時半に目覚めたおばあちゃんは5時には会場に到着。今か今かと待ちわびて、袋いっぱいに野菜を詰め込んで帰られたそうです。15出店、わずか1時間で1,000人ものお客さんがいらっしゃって、赤井在住の主婦の方から「遅いよ!あゆみちゃん。まだラジオカー来ないうちにお客さんも売る品物も ほとんど有りませんよ!」とメールを頂いたくらいです…。 赤井地区の野菜はおいしいのはもちろんのこと、安いので家計が助かります。トマト3コで100円、ネギは7〜8本で1束100円など、毎日使う新鮮野菜がびっくりするほど安価。東松島産のトウモロコシ、ミライとゴールドラッシュは今が食べ頃。香りも味も甘くていうことなし!阿部さんが今朝4時に収穫した朝採りですから格別です。中区ボランティアさくらんぼ会の渥美さんは、このまつりのために昨日夕方に長なすを漬けました。お盆中も直売所に出荷するので、自宅のお盆準備との両立で大忙しです。また、子ども達も奮闘!花奈ちゃん(小4)と翔大くん(小2)が栗駒山でお父さんとおじさんと捕まえたミヤマクワガタ、自宅前にバナナを置いて集めたノコギリクワガタも完売。「カブトムシいかがですか〜?子どものプレゼントにいかがですか〜?」という翔大くんのセールストークがいいからかな? 赤井地区の皆さんのお盆準備は順調。皆さんのお宅はいかがですか? (高橋亜由美)
[8月11日(月)放送] 「手作りのエコバッグ・マイはし入れを作ろう!」
ラジオカーは、宿題が終っていない小学生の味方です。そこで、自由研究にエコバッグ・エコお箸入れはどうですか?教室を主宰するビックママによると、エコバッグは難易度★☆☆、エコお箸入れは★★★。今朝は、教室の先生、後藤磨美さんにエコお箸入れの作り方を簡単に教わりました。
作るポイントは、生地をひっくり返すときに角が丸くならないようにすることです。教室では、先生の説明を受けながら作るので、製作時間はバッグとお箸入れ二つ合わせて約3時間です。自分で作ったオルジナル作品なら、お遣いもお弁当も一層楽しくなるはず。この機会にチャレンジしてみませんか? (高橋亜由美)
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[8月8日(金)放送] 「スローピッチボールってご存じですか?」
アメリカでは、ソフトボール=スローピッチソフトボールであり、老若男女誰もが楽しめる草野球として人気があります。それもそのはず、スローピッチソフトボールは、硬さは硬式野球、大きさはソフトボールと同じボールを使い誰でも打てる山なりボール(頂点が1.8m以上3.6m以下)を投げるのです。投球がスローな分、打たれることが多いのですが、打ちやすくすることで誰もが楽しめるという魅力があります。そのため守備陣は10人。10人目はどこを守ってもいいのです。 そんなスローピッチソフトボールの同好会が、今春、東北文化学園大学に発足しました。しかし、宮城で活動するスローピッチソフトボールチームはおそらくここだけ。チーム名は「仙台イーグルス(メンバーは18人)」。千葉キャプテンにスローピッチソフトボールの存在を教えた竹内監督が、楽天球団に許可を得て命名したものです。かつて甲子園を目指した千葉キャプテンは、初めてスローピッチソフトボールをプレーした日からエキサイトし、チームを作ることに。水沢高校野球部時代の仲間、高橋諒さんは学校は違えど、もう一度一緒に汗を流したい!と迷うことなく参加しました。ベースの上にボールが落ちてストライク、ボールが真上から落ちてくるので打つのが難しいけれど、楽しい!と野球とは違った醍醐味を知りました。北浦かおりさんは、高校時代ソフトボール部員でしたが、ボールは飛びにくく、山なりボールを打つのは難しいとこちらもハマっている様子。今や、球技経験者だけでなく、柔道とラグビーをやってきた篠兄弟も加わり、楽しく練習しています。今月中旬の第3回スローピッチソフトボールの目標は初戦突破。楽しい!と口々にするメンバーが集結していますから、団結力を見せつけて目標を達成して下さい。 (高橋亜由美)
[8月7日(木)放送] 「目指せ!横綱」
今度の土曜日は待ちに待った大相撲仙台場所。近い将来、この大会に出るであろう未来の横綱がここ仙台にいます。将監西小6年の下田将也くんです。仙台市内の小学生現役力士はおそらく彼だけ。多くの小学生力士が栗駒や白石にいる中、東北学院大の学生を相手に仙台で稽古を積んでいます。 小さい頃から、力士同士が投げ飛ばしたり押し出したりするのをテレビで観戦し、相撲が大好きだった将也くん。今から二年前、県主催の「小学生相撲教室」で力士デビューしました。加美農業高校の伊藤先生に指導してもらい、テレビで見るよりも思うように出来ないものだなぁと実感。もっと相撲をやってみたい!東北学院大学の相撲部では小学生にも教えてくれると知り、早速門を叩きました。あれから二年、身長159cm、体重64kgと体格のいい将也くんは果敢に大学生に立ち向かいます。しかし、相手はジャンボ大学生。びくともせず、将也くんは一つの技をかけただけでヘトヘトです。でも、その甲斐あってか、右下手投げを得意とするようになりました。 今月3日には、両国国技館での第24回わんぱく相撲全国大会に出場。有名力士も上がるあこがれの土俵。上がった瞬間は、やっとここの土俵に上がれたと嬉しかったそうです。初戦突破、二回戦では、将也君と同じ身長で体格のいい力士と対戦しました。立ち合いぶつかってから動き回ろうという作戦でしたが、相手がまわしを掴んできて惜敗。この悔しさは忘れません。 今、将也くんは、地元の中学校には柔道部がないので、越境入学も考えています。柔道部と相撲の両立でハードになりますが、貴乃花親方のように、正々堂々と闘える力士になるという夢があるので頑張るつもりです。若生アナが「未来の横綱よ、頼むよ!」と言うと、「はい、わかりました」と力強く答えた将也くん。挨拶がしっかりしているところからも、横綱の素質は充分です。 (高橋亜由美)
[8月6日(水)放送] 「仙台七夕まつり 開幕! 〜高橋亜由美が仙台の街を練り歩きます〜」
今日開幕の仙台七夕まつり。今年は約3,000本の竹飾りが街を彩り、2万人の人出を見込んでいます。午前8時、竹に飾り付けをしたり準備が進む中、観光客の姿もありました。横浜の土屋さんは、妹さんが仙台に住んでいるので仙台七夕は何度か見たことがあります。このすばらしさを伝えたくて、50年来の仕事仲間、荒井さん(市川在住)と橋本さん(八王子在住)を引き連れて夜行バスで見物にいらっしゃいました。今朝5時半に仙台到着、生まれて初めて見るものだから期待で胸いっぱいなのは橋本さん。全国的に有名になるだけありますね、お土産話にしますよ、と。荒井さんは、心を込めて作る姿が目に浮かぶようだし、その努力が飾りに表れていて感動します、とおっしゃいます。牛タンも買ったし、もう少し見物したら遠刈田温泉でゆっくりする予定だそうです。 白石市の高子さんは、宮城に住んでいながら七夕見物は初めて!白石和紙を作る遠藤さんが親戚なので、それを見つけると親近感が湧くそうです。想像以上にすばらしく、来年は家族で来たいとおっしゃいます。 豪華絢爛と一口に言っても、その一つ一つは手作りで、仕事の合間に作った努力の結晶です。トラックからくす玉を運び出す瞬間、花が型崩れしないよう丁寧に取り出したり、竹の上げ具合を皆で調整したり、力を合わせてこそこのようなすばらしいまつりになるのだと、長年仙台に住んでいながら感じました。あさってまで、思う存分目に焼き付けたいと思います。 (高橋亜由美)
[8月5日(火)放送] 「新しい天文台で夏空を勉強!」
7月1日に開館した仙台市天文台。予想を遥かに上回る人出というだけあり、開館前の今朝も、10人以上の人たちが列を作っていました。3階建ての建物には、プラネタリウムの他、天体ギャラリーや望遠鏡ギャラリーなど充実の施設がいっぱいで、駐車場は125台完備。その中で私が立ったのは、75億分の1のスケールで太陽系が感じられる惑星広場です。軌道を表す道をゆっくり歩くと、太陽系の位置が確認できるばかりか、自然のおいしい空気に包まれ気分爽快です。 さて、このシーズンに見られる星をご存じですか?一番星は「木星」です。漆黒の空、南東の空でもあまり高くないところに輝く星がそれです。ここで「金星」と思った方も多いことでしょう?金星は今、太陽のすぐ左側まで進んでいるので、見られるまであと少しです。西の空、賑やかな街中でもピカっと明るく光る星を見つけたら、それは金星です。それから、織姫星と彦星もこの時季の星です。7月7日には東の空の低い位置で輝いていましたが、今、織姫は私たちの頭の真上で青白く輝いています、彦星だけを見つめるかのように。彦星は、織姫より左下で、彼女を包み込むような眼差しでキラキラしてるはずです。仙台七夕まつりに合わせるかのように、見つめ合うなんてロマンチックですね。 仙台市天文台では、星と仙台との関わり、宇宙の不思議を高橋さんらスタッフの生解説で聞くことができます。今年の夏は、ちょっぴり星の勉強をしてみませんか? (高橋亜由美)
[8月4日(月)放送] 「長寿高齢者が『小学校で学ぼう』開催!」
地域のこども達の安全を守る「旭ケ丘長生会」。朝晩のパトロール中(不審者から子どもを守り隊)に交わすこども達の挨拶は、頼もしいほど元気!そんなこども達は普段、どんな環境で勉強しているのか、今どきの子どもたちついて学ぼうと今日、「小学校で学ぼう」という夏季研修会が開かれます。参加するのは、今から70年以上も前に小学生だった旭ケ丘長生会会員32人。午前10時からの二時間、旭丘小の校長先生や教頭先生のお話、低学年と高学年の各担任の先生から今のこども達の様子を聞いたりします。船山さんが一番聞いてみたいことは、モンスターペアレントの問題。長生会と小学校の結びつきが強くなった今、教育者側の生の声を聞き、こどもを守り隊として何が出来るかを考えます。 「私たちが小学生の頃は、外で独楽回しをしたり、道路を我が物顔で走ったりとにかく家の中にいることはなかった」と話すのは、浅野副会長。今のこども達にも外で思いっきり遊んで欲しいと思う一方、車は危険だし、不審者にも注意しなくちゃいけないし、と複雑な胸中を吐露します。でも、だからこそ、狭い地域で、近所のおじいちゃん、おばあちゃんが見守ってくれるのは心強いこと。研修会でより「守る力」に磨きをかけていただきたいものです。 (高橋亜由美)
[8月1日(金)放送] 「美味しいバーガーができたブゥ〜!」
朝からボリューム満点のバーガー「ZAO BOOバーガー(big\800 small\600)」をモリモリ食べてきました!こういう取材の日は、朝ご飯を調整します、本番でおいしく頂くために…。 ZAO BOOバーガーは、地元の具材100%!もちぶたBBQZAO BOO-が開店した4月26日と同時に発売され、すでに蔵王の新名物として人気を呼んでいます。最大の特徴は、大河原町潟qルズの「みちのくもち豚」の柔らかく、脂身がしつこくない肉を使っていること。パテ(肉)の回りを、更にもち豚バラ肉で巻き、まるでジャーマンステーキのよう。肉がおいしいので、味付けはケチャップとマスタードでとてもシンプルに。中には、トマトやレタス、玉ねぎなど蔵王農家の朝採り野菜を挟み、野菜の甘みも旨さに一役買っています。蔵王の味がぎゅっと詰まったバーガーは、厚さが10cmに届きそうで、食いしん坊の私もライオンのように大きく口を開けないと入りきりません。でも、一口食べたときのあのおいしさ、忘れられないなぁ。ジューシーなのにあっさり味、トマトの甘いこと…。 地元産のバーガーを作りたい!その一心でご夫婦でおいしいお店を巡り、やっとたどり着いたのが潟qルズの「みちのくもち豚でした。見るからにおいしそうな豚を前に、これだ!とビビっときた瞬間です。夏のドライブのお供に、ZAO BOOバーガーはいかがですか? (高橋亜由美)
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