街角ステーション
ロジャー大葉のラジオな気分
■9月28日(水)



毎年恒例の「蔵の陶器市」が、10月14日〜16日まで、村田町で開催されます。
全国の窯元から出品される陶器の数々は、毎年多くのファンを楽しませ、満足させてくれます。 この陶器市の特徴は、「出店できるのは、自分の窯を持ち、自分で焼き、自分で販売をしている人」に限る。という点。
例年およそ70の窯元が参加してきましたが、今年は50と減りました。 応募は例年通りだったそうですが、震災の影響で被災して使えなくなった蔵があるため、会場が減ってしまったのです。 蔵の立ち並ぶ風情のある通りには、壁が落ちたり屋根が崩れたりしている悲しい様子も目につきます。
今年の開催については、いろいろ議論もあったようですが、こういう時だからこそやらなければ!毎年楽しみにしている人たちの期待に応えなければ!という、地元の皆さんの心意気を感じます。実行委員長の升さんは、駐車場が足りなくなるのではないかと心配していましたが、むしろそのくらいの盛り上がりが、村田町の復興ののろしをあげてくれるのではないかと、勝手に思っています。
そしてまた、訪れる人たちの心を和ませてくれる蔵通りの傷が、少しでもなおりますよう、祈っています。


毎日、会社の事務所にTBCラジオが流れているという、村田町の「アートキュービックセンター」にお邪魔しました。
確かに!入口を入るとすぐに、ロジャーさんの声が聞こえてきました。スタッフの皆さんも、まるでいつも顔を合わせているかのように、あたたかく迎えてくださいました。
印刷などを手掛ける会社で、震災後「がんばろう!宮城」「復興!みやぎ」などの、のぼりの注文が数多くあるそうです。
大内社長は、震災直後から仲間とともに、災害時の対策に奔走しています。ガソリンの確保と給油場所の選択、水の確保と給水方法など、地元ならではの地の利を生かした備えを、日々話し合っているそうです。
いざという時のための対策をしっかり考え、町の復興をリードする社長の発想から学ぶことは色々ありそうです。 お忙しい時間に突然お邪魔して長居いたしました。ありがとうございました。
■9月14日(水)



石巻市の追波川河川運動公園川前グランド仮設住宅にお邪魔しました。
「入ってお茶っこあがらいん!」あぁ、こういう声、いいですねぇ。これが東北の近所付き合いなんですよねぇ。まぁ、私は初めてお目にかかってすぐ、お茶に呼んでいただきました。
雄勝町から避難している阿久津勝子さんは、息子さん家族と共に、この場所で生活しています。 避難した時には、大勢の人たちと、寒さの中で煮炊きをし、励ましあいながら生活していたそうです。不安と恐怖の中で、ある日突然、若者のグループが現れ、食料などを提供してくれるという嬉しいハプニングもあったとか。関東方面から運んできてくれたことを知り、感動して心から感謝した・・・など、当時の様子を色々伺いました。
息子さんは、海の仕事を始めることができたそうですが、勝子さん自身も働きたいと、強く願っています。それが叶わない今は、お孫さんの存在に癒されています。「今はお茶っこのみが仕事」と言うだけあって、この日も、茶わん蒸しだのナスの煮びたしだの、ごちそうになりました。
孤独になってさびしい思いをしないよう、皆に立ち寄ってもらってお茶っこのみをしていきたいと笑う勝子さん。こういう人がいてくれると心強いなぁ・・・と思いました。
いつでも、いつまでも、みんなでいっかり手をつないでいましょうね。


《ラジオカーTOP》

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