ど〜なの?DJ
皆さんからの素朴な疑問・質問にお答えするべく
DJ淳吾が調査・奮闘するコーナー。
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[平成20年8月13日(水)放送]
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「グリーン製品の謎をチェケラッチョ!」

今回のご質問は大崎市三本木のはーぶさんから頂きました。
家の近所の道路で「グリーン製品」と書かれたマークの入ったポールを見つけたそうです。
一体どんな意味があるのか、教えて欲しいとの事でした。

グリーン製品……初めて聞きますねえ。
現場に行くと、道路の両側のポールにすぐにマークを発見できました。
が、近くで聞き込みするも、その意味を知っている方はいないようです。

う〜ん……ポールには「宮城県」と書いてあるんですよねぇ。とりあえず県庁に電話で取材しました。

質問に答えて下さったのは、資源循環推進課の佐藤健一さんです。
聞けばグリーン製品とは、環境に配慮した県内企業のリサイクル製品に与えられる認可だそうで、1999年度から始まったそうです。
限られた資源が地球を循環する様子が矢印で描かれ、宮城県の頭文字Mをかたどっているのです。

グリーン製品の意味は分かりました。
では、企業の側はどんな思いでこうした製品を扱っているのでしょう。

仙台市内の吾妻商会東北支店を訪ねました。冒頭の「ポール」を扱うメーカーです。
グリーン製品の認可を取得した当時、担当責任者であった福島さんによれば、取材班が三本木で見つけた反射板付きのポールは視線誘導標「デリネーター」と呼ぶのだそうです。

初めて知りました!夜間、ドライバーの視線を道路に沿って導く物なのですね。

デリネーターを作るには何と、ポリ袋やビニルハウス、さらには古くなったり壊れたりしたデリネーターそのものもリサイクル材料として用いられているそうです。
企業としてはリサイクル製品を作る事でコストが高くなるものの、県が道路工事などで積極的に取り入れてくれるメリット、そして何より「次世代に美しい地球を残す」という責任から製造に取り組んでいるのだそうです。

DJ取材班は、県保健環境センターで行なわれたグリーン製品の展示会にも出かけて来ました。
県の認可を受けた60種類以上のグリーン製品が集まる中、トイレットペーパーや乾燥おからなど、暮らしに身近な物も多く開発されている事を知りました。

皆さんも身近なグリーン製品を、探してみて下さい!



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