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●Disc.112
「みやぎの道路のプロフェッショナルを突撃!」
梅雨に入りました。
雨の日は思わぬ渋滞が発生したり、道路が走りにくかったり……。
今回はそんな時に大変助かる、ウォッチンやTBCラジオの各番組でもおなじみの方々にお会いして来ました。
日本道路交通情報センターです。
まず、そもそもの場所を皆さんご存知ですか?
交通情報センターがあるのは、宮城県庁の隣、県警本部の中です。
4階の一室に伺うと、事務机が並ぶ通常のオフィスみたい。
まず応対して下さったのが、ココで働いて5年目という宇野美千代さんです。
おっ、いつも聞いている声です!さっそく、業務内容などをご紹介頂きます。
宮城県警4階にある日本道路交通情報センター。
ココでは現在、男女5人の放送に携わる職員が業務に当たっています。
TBCの各番組を始め、宮城と山形のあわせて4つの放送局に交通情報を提供しているそうです。
宇野さん、こういう放送時間以外の準備中って何をしているんですか?
「本番直前まで道路状況を確認したり、渋滞や事故の内容で分からない事は、電話で取材したりしています」
なるほど、そうなんですね。
事前の準備や、ギリギリまでの情報収集が大切なところは、僕達の毎朝の仕事と変わらない気がしました。
色々お話を伺っているうち、放送時間が近付いてきたようです。
TBCラジオ、今日の担当は青砥由佳さん。オフィスの隣にある放送ブースに入り、いざ本番。
僕もひっそりと息を潜め、隣で見せて頂きました。
目の前には巨大な電光掲示板。県内各地の道路状況を示す映像や、この管制室の電光掲示板を見ながら、何とほぼ実況でコメントをして行きます。
刻々と変わって行く道路状況を的確にとらえつつ、決まった時間内に情報を伝えるのでした!いやぁ、すごい。職人技です。
ところで県警本部にある情報センターには、この春2人の新しい仲間が加わりました。
伊藤友紀さんと、金山文弥さんです。
伊藤さんは仙台市のご出身。地理や道路に詳しかった事と、過去にラジオでパーソナリティをした経験などから、交通情報の仕事を志望されたそうです。
「今は先輩方に教わっていますが、経験を積んで他の人にも教えられるようになりたい」と、今後の目標を語って下さいました。
もうおひと方、金山文弥さんは何と岐阜県のご出身。
東北はビギナーという事で、地名の読み方や地理の把握などにいま一生懸命力を注いでいるようです。
「ドキドキしながら放送しています」と、照れながらお話して下さいました。
震災から2年3ヵ月。「復興が順調に進むように、行き来する人が安全に走れるように、交通情報を伝えていきたい」と、宇野美千代さん。
これからも分かりやすい情報を、皆さん宜しくお願いします!
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