ど〜なの?DJ

皆さんからの素朴な疑問・質問にお答えするべく
DJ淳吾が調査・奮闘するコーナー。
なんでも聞いてください!お待ちしています。


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[平成25年8月21日(水)放送]
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「古くなった花火はどう処分すればいいの?」

今回は大崎市岩出山にお住まいの、千葉陽子さんからハガキで質問を頂きました。
「古くなった花火は、どう処分すればいいのですか」。
この時期ならではの質問ですね。

我々はさっそく東北道を北に向かい、依頼人のもとへ。
大崎市岩出山。江合川の恵みを受けた緑豊かな山間の街です。

江合川を少しさかのぼった辺りにお住まいの千葉陽子さん。聞けば、物置きに保管してあった花火が5〜6年経ってしまっているとの事です。
どうして買った年に余らせてしまったのか、よく覚えていないのだとか。

花火を見せて頂きます。
ホームセンターやコンビニなどどこでも売っている家庭用の花火セット。
余っているのは、吹き出し式の花火やロケット花火など結構な数です。

せっかくなら、捨て方をどうこう言う前に火をつけてみようと思い、バケツに水を用意していざ着火。
おおっ、ついたついた!!
何と、湿気ているはずの5〜6年前の花火が、ことごとく吹き上がります!た〜まや〜!!
しかし導火線のない花火には、どれだけ頑張っても火がつかない物も……。

火がつかなかった花火は、念のためバケツの水に浸けました。
ただ未使用の火薬が筒に入っているのは間違いありませんから、これで良いかどうか正直分かりません。
古い花火の捨て方、大崎市役所に聞きに行く事にしました。

環境保全課の岡田さんによると、大崎市では古い花火は一晩水に浸けてから「燃やせるゴミ」に出すよう指導しているそうです。

このほか、仙台市など県内多くの自治体でも、やはり花火は使用・未使用を問わず、たっぷり水を含ませてから「家庭ごみ」や「燃やせるごみ」に出すよう指導しています。

千葉さんの花火は火がたまたまついたから良いのですが、そもそも花火の保管方法ってどうすればよいのでしょうか?
創業140年を越える岩沼市の老舗花火工場「佐藤煙火」を訪ねました。

佐藤社長によれば、家庭用花火の保管は買った時に入っているフィルムにきちんと入れ、湿気のない、安全な所に置いておくのが良いそうです。
押し入れなどは湿気があるので、花火の保管には向かないのだとか。

ちなみに、夏祭り用の大きな打ち上げ花火は作った後、床がコンクリートで湿気が抜けるような、専用の火薬庫に保管しているそうです。
ココばかりはどれだけお願いしても、撮影はNGでした。あしからず。

最後に、佐藤社長から家庭用花火を楽しむための大事なポイントです。

「買った花火は、その年の内に使い切って下さい」

時間が経つと、火がつきにくかったり、ついても途中で消えてしまったり、キレイな色を楽しめなかったりという事があるそうです。
佐藤社長、ありがとうございました!



[平成25年8月7日(水)放送]
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「一輪車が上手くなりたい!」

皆さんは、一輪車に乗る事はできますか?
今回は夏休み、一輪車の練習に汗を流す 「大人たち」 を取材しましたよ。

一輪車といえば、まずは小学校の子ども達を直撃。
若林区の沖野小学校を訪ねました。
おっ皆 上手だなあ!手をつなぎグルグル回る「メリーゴーラウンド」の大技を、6年生の女子が見せてくれました。

生徒達がコレだけ上手いのだから、きっと先生もそれなりに一輪車に乗れるはず……ですよね?佐々木貴幸先生??
ところが子ども達の反応は「先生はできないよ」という冷たいもの。
あれれ佐々木先生、頑張らないといけませんね。

「今年の夏は一輪車をマスターして、『メリーゴーラウンド』を頑張るぞ」

佐々木先生、力強く(?)宣言をしてくれました。
それではいざ一輪車のレッスンに出かけましょう。

夏休みの1日を利用して利府町にあるグランディ21で行なわれたのは「さわやか一輪車指導者研修会」。
子どもの健康増進のため一輪車の普及を進める日本一輪車協会が企画した催しで、この日は県内の小学校の先生方およそ60人が参加しました。

バックアップするのは、仙台コカ・コーラ。
一輪車競技大会や、日本各地から小学生が集まる一輪車の全国大会を応援しています。

経験者もそうでない方も、午前午後を通したレッスンで一輪車に乗れるようになる事をめざし、ひいては子ども達にも適切な指導ができるように頑張ろうという趣旨です。

今回のインストラクターは、一輪車歴25年、スカッと爽やかなイケメン……下山和大(かずひろ)さんです。
下山さんは一輪車の魅力を「子ども達のいちばん身近にある遊具の1つで、目標の設定がしやすい」と語ります。
反面「大人はケガをしないかとか、色々な事を考えすぎ。無心で臨みましょう」とのアドバイス……。
ムムム、これは結構厄介かも?

さっそく先生方に交じって、私もチャレンジしてみます。
まず、支えがないとスタート位置にも付けない情けなさ。仕方ない!初心者ですから(涙)。
それでも何度も頑張るうちにバランスが取れて来たみたい。あとは真っ直ぐこげれば言う事なし、なのですがコレが難しい。

ココで下山さんから、一輪車の基本となる3つのポイントを伝授してもらいました。
お子さんが一輪車を練習している、というような方はぜひ参考にして下さい。

1. 姿勢は真っ直ぐ。視線は遠くを見る。
2. こぎ続けないと倒れてしまうのが、自転車と違うところ。チェーンがありませんからね。
3. ガニ股NG!バランスが取れません。

一輪車に取り組む先生方の表情は真剣そのものです。
沖野小学校の佐々木先生も、悪戦苦闘していましたが徐々に距離が伸びて行くのが分かります。

「子ども達に、あきらめない事の大切さを教えたい」との事。
佐々木先生、カッコいいですよ!!

同じ沖野小学校からは、経験者の小野寺詳子先生も研修会に参加していました。
1日でかなり上達した様子。スイスイとこぎ進んで行きます。お見事!

私はというと……千里の道も一歩から。久々に大汗をかいて頑張った努力の成果は、数メートルという短いものでしたが、何かを一生懸命練習する事の楽しさややりがいを、大いに感じられた1日でした。


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