亘理町と山元町をめぐります。
亘理でこの時季はずせないのは「はらこ飯」。そして、亘理山元といえばいちごが思い浮かぶと思いますが、実はぶどうもおいしいんです。
秋の味覚、満喫の旅です。
荒浜に水揚げされた新鮮な魚介類や地元の野菜、地域の特産品などが並ぶ直売所。
いまの季節は、地域の4軒のお店の“はらこ飯”が並びます。あっという間に売り切れてしまうので、お早めにどうぞ。
※営業:午前9時~午後6時 第3木曜休み
亘理町荒浜字築港通り16-22 0223-35-2228
昭和55年に開業。東日本大震災で被災しましたが、2014年に再建しました。
ご主人はフレンチの経験もある腕利きの料理人です。そのご主人が作る“はらこ飯”は、代々受け継がれてきた味だそう。サケのアラでとった出汁がしっかりとしみ込んだご飯に、サケの身、プチプチと弾ける食感のイクラがたっぷりのっています。ランチタイム限定、11月下旬までの旬の味です。
亘理町荒浜字藤平橋44-2 0223-36-9711
地元で親しまれているお豆腐屋さん。
こだわりの豆腐やお揚げはもちろん、お惣菜もあります。
なかでも人気の商品が、「豆乳ソフトクリーム」。自家製の豆乳で作っています。ミヤギシロメ(大豆)の甘味とコクがあり、それでいて後味のすっきりとしたソフトクリームです。
お豆腐のみならず、豆の魅力を感じられるお店です。
※営業:午前10時~午後6時 水曜休み
亘理町字中町130 0223-34-7894
常盤線山下駅の近く、田所食品の創業は大正7年。山元でとれたぶどうを原料に天然果汁100%のぶどうジュ-スを作っていましたが、東日本大震災で工場、ぶどう畑は全壊。しかし、2013年に場所を移転し、ジュースの生産を再開しました。
それまでは、加工用のぶどうを育ててきましたが、生食のぶどうを育てる観光ぶどう園つくりも始めました。そして、今年ようやく念願のぶどう園がオープン。40分食べ放題のぶどう狩りができるんです。一粒が大きい果汁たっぷりのシャインマスカットを枝から直接とって味わえる贅沢さです。
さらに、工場の隣にアンテナショップ「葡萄の杜まるた」をオープンしました。とれたてのぶどうはもちろん、工場で加工したジュースも購入できます。秋のレジャーにおすすめですよ。
※ぶどう(シャインマスカット)食べ放題
大人(中学生以上)2,500円 小学生 1,300円 3~6歳 600円
※開園時間:土日祝 午前10時~午後3時
山元町山寺字高地7 0223-37-0439
住宅地にある、カフェスペースがある小さな隠れ家のようなケーキ屋さん。
パティシエの伊藤さんは塩釜市出身ですが、奥様の実家のある山元町でお店を開きました。そして、山元町でとれた素材でスイーツを作っています。田所食品のシャインマスカットとピオーネを使った秋限定のタルトや、やまうち農園の完熟いちじくが贅沢にのったタルトなど、大きな実りのおいしさと小さな幸せを感じられるお店です。
※営業:午前10時~午後7時 火曜休み
山元町山寺字畑中59-3 0223-36-7605