みやぎをリサっち

安東理紗が「県内の今」そして、りさんぽで一度行ったところをめぐります。

りさんぽバックナンバー



[平成24年7月20日(金)放送]

○● 気仙沼市大島編 ○○

●大島汽船
県内で唯一の海水浴場がオープンする気仙沼の大島に行ってきました。
実は初めての大島!カーフェリーで25分ゆられるだけでプチ旅行気分でわくわく♪

今まではカーフェリーが1隻と小型の船1隻の2隻だけでしたが、取材をした2日前にちょうど2隻目のカーフェリー「ドリーム大島」が就航したばかりでした!
 ●『大島汽船』 0226-23-3315
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●気仙沼大島観光協会
大島に着くと、綺麗な花々が迎えてくれます。船着き場の近くにあった、リフト乗り場や観光協会は津波の被害で更地になっていましたが、それでも観光客の受け入れる準備はされていましたよ!
たとえば、今回お世話になった「レンタサイクル」。観光協会に10数台あり、2時間500円ほどで借りることできます。私は坂道が多いので電動自転車をお借りしました。
 ●『気仙沼大島観光協会』 0226-28-3000
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●小田の浜海水浴場
びっくりするくらい軽い電動自転車でサイクリングすること15分。小田の浜海水浴場に到着です。綺麗な海水浴場として国に認められているだけあって、砂浜の白さと水の透明度に驚きました。
といっても、海水浴場オープンを決めるにあたっては数々の苦労もあったわけで、水質検査をしたり、ボランティアさんと地元の方でおよそ1年間瓦礫やゴミを撤去し続けたりしました。オープン数日前のこの日も地元の方がゴミ拾いをしていました。裸足で歩く砂浜では、足もふやけて切れやすくなるため貝殻などもあなどれないそうです。
また今年は津波対策として避難経路を確保したり、スピーカーをつけたりと細心の注意を施していました。シャワーやトイレも設置され、あとは海開きを待つばかりでしたよ♪
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●食事処 はま家
小田の浜海水浴場から数分の場所に、去年12月に移転オープンした「はま家」という食事処があります。もともとは船着き場の近くにお店を構えていたそうですが、津波の被害に遭い、お店をあきらめようとしたところ食器が割れずに残っていたこと、お客さんの「またやってよ」という声に勇気づけられ、お店の再開を決めたそうです。
はま家定食ではその日に仕入れた旬のお刺身に地元のなまこやあんこうなどを使った小鉢など、品数豊富に出てきました。また、取材した日は地元の人しか食べられない稚貝のお吸い物まで!これはいかだに吊るす作業で大きさが合わず取り除かれた小さなホタテを使っているもので、地元でもなかなか手に入らないんだとか♪ラッキーでした!ボランティアの方や昔からのなじみのお客さんでにぎわっていたはま家さん。それでも、島全体の観光客は1割程度ということで、海開きで再び観光地としての大島の活気を取り戻してほしいと思いました。
 ●『食事処 はま家』 0226-28-2484
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