南三陸町歌津で菊の花・トマトを作っている小野花匠園。2011年の震災時、山側の畑にまで津波が押し寄せました。それからわずか2ヶ月で、難を逃れた畑に菊の苗を植え再開。
ベテランスタッフや震災後移住したスタッフの先頭に立つのは小野正道さんです。
菊を“育てること”から販売へも力を入れようと“見せ方”も意識するようになった小野さん。
フラワーアレンジメントを学び、今では菊をつかった清楚で美しいブーケや上品かつ華やかなボックスアレンジメントまで菊の花の魅力を表現しています。これをきっかけに栽培する菊の種類も増えといいます。また、震災後に使われなくなった農地で菊栽培をするなど活動の場を少しずつ広げているそうです。
今の目標を伺うと“雇用を広げたい”、その為に更なる努力をしていきたいと話してくれました。