東日本大震災後、子供たちを支援するために作られたヒーロー“ワールドミライガー”。
扮するのは三澤威さん。新日本プロレスの元プロレスラーです。
アントニオ猪木に憧れて新日本プロレスに入門し、デビュー。
しかしそのわずか半年後、夢の舞台でキックが首に直撃し救急搬送。
「頚椎損傷による手足のまひ、社会復帰ができればいいかな」と医師から告げられます。
リハビリを続けながらも、復帰は絶望的。
三澤さんはある本と出会い、引退を決意します。
諦める、は道を絶つことではなく「明らか」にすることなんだと、新たに選んだ道は“メディカルトレーナー”でした。
国家資格を取り、新日本プロレスのトレーナーを務めながら、整骨院でアスリートたちの身体のケアにあたっています。
自身が味わった絶望の経験から生まれたメッセージ「健康でいましょう」。
健康を害すると心が落ち込む。健康な身体を作ることで思いを実現していってほしい。
三澤さんは、健康を伝えるヒーロー “ワールドミライガー”となり、「ウゴカス体操」で毎日こつこつ運動することの大切さを被災地の人々、子供たちを中心に伝え続けています。
『人生は断片的ではなく、続いていく。自分のこうなりたい、という純粋な思いをもって行動していってほしい。』