平松希望(のぞみ)さん、富山県出身の24歳。
彼女は今年4月に新規就農を果たしました。わからないことは、地域の人や先輩農家のかたに教わりながら日々勉強の連続です。
作った野菜を農産物直売所に並べます。平松さんの大根には、手書きの文字。“どういう食べ方がオススメなのかをわかるようにしたい”
農家目線だけではなく、消費者の目線も意識して野菜を売ることを考えています。
農家になった理由…
仙台の大学の農学部に入学した平松さんは、東日本大震災で津波の被害にあった地域での農地復旧のボランティアとして活動しました。この経験が自分の人生の道筋を考える大きなきっかけとなったといいます。
“地域の人々とのつながり”を大切にし、“消費者の口に入る『食べ物』を届ける”ことの魅力を実感しながら、毎日農業と向かい合い、奮闘しています。