女川の海に魅了され
ここで暮らし、ダイビングショップを営んでいる髙橋さん。
仙台市の出身で、大学卒業後は海外へ、
帰国して神奈川のダイビングショップで働いているとき
東日本大震災は起きました。
街は津波の被害に遭い、家や車が無数に海水に沈んでいる…
それを見て高橋さんは
『やるしかない。自分たちにしかできないことがある。』
こうしてがれきの撤去をする毎日。
そして、宮城で、女川で生きることを決意したのだそう。
現在は、宮城の海の案内人として活動しています。
首都圏のツアー客なども多く、
地元の漁師さんたちの協力を得ながら
命が宿る・ふるさとの海を案内しています。
その一方で、
震災以来“捜索活動”も続けているんです。
寄付金と自らの資金で活動をしています。
潜って手がかりを見つける―
それはダイバーにしかできないこと、と
信念を持って続けています。
また、海岸での清掃も行っています。
環境問題だけではなく、
子供たちに海に親しんでほしい
ふるさとの海を次の世代へと
きちんと引き継いでいきたいという想いで
髙橋さんは日々活動を続けています。