東日本大震災のボランティアをきっかけに
岩手・陸前高田市に移住した瀬尾夏美さん(現在は仙台在住)。
時代の変化を絵や文章で記録するアーティストです。
陸前高田で見聞きしたことを「あわいゆくころ」という
本にまとめました。
生きている人たちだけではなく、
地場で生きてきた人たちの生の積み重ねがあって、そこがある。
聞くべきこと、書くべきことがたくさんある。
そして、
弔いは、表現することの原初的な形なのではないかと話します。
独特の視点で記録を続ける瀬尾さん。
そして今、新型コロナウイルスでの生活の変化も
記録しています。
この混乱を振り返る時はきっとくると。
SNS上で発信している『ころなか天使日記』。
これまで経験のなかった出来事、
自分が感じたことはもちろん
多くの人がそれぞれの立場で何を考え、
何を大事に思ったのか。
“今”を記録し、
個人の経験が大きな言葉でまとめられてしまわないように。