七ヶ浜町で同じ中学を卒業した仲間で活動している
「きずなFプロジェクト」。
東日本大震災で傷ついたふるさとの復興の力になろうと
災害公営住宅での交流会、浜辺清掃、語り部などを続けてきました。
当時、メンバーも全員幼かったが震災のことはしっかりと覚えている。
この先、震災を知らない自分たちより若い世代にも
その経験を伝えるために、紙芝居をつくり上演することにしました。
ストーリーは、ともに活動している
双子の姉妹の実体験をもとに描かれています。
小学校低学年や幼稚園
小さな子供たちにも伝わる言葉、表現に気を配り
何度も何度も相談し書き直しおおよそ1年、、、
ようやく現在の形ができあがったのだそう。
紙芝居の最後には、物語の主人公の姉妹からの
大切なメッセージがあります。
誰かに話したいこと(伝えたいこと)があったら
後にせず話してほしい。
『1分1秒を大切に』
中心メンバーは高校3年生になり、卒業も間近。
それぞれの進路に向かって歩みだす時期にきました。
しかし、様々な形でプロジェクトの活動をサポートし
形が変わっても震災の記憶や経験を語り継いでいこうと思うと
話してくれました。