重い障がいがあったり
日常的に医療的ケアが必要な患者さんと、
その家族の心の支えとなっている
「あおぞら診療所」の医師・田中総一郎さん。
家で日々を送りたいという当たり前のおもいを
訪問診療という形で支えています。
東日本大震災直後に避難所へ向かった田中さん。
そこではじめて必要とされているものに気付かされた、
おむつなどの物資も出向いたからこそわかったこと。
それまでは、困っている人は来るとおもっていた。
しかし、来られない状態の中に
困っている人がたくさんいることを知った。
それが訪問診療という形を選ぶ原動力になったのだそう。
重い障害や日々の医療ケアが必要な人たちの何気ない毎日は、
命の限りを常に背負っているようなものでもある。
訪問診療を通じて、
患者さんが自分らしい生き方ができるようにと願い、
サポートを続けています。