「震災遺構 仙台市立荒浜小学校」
2011年3月11日に発生した東日本大震災。
海に近い仙台市立荒浜小学校は甚大な被害を受け、
2016年に惜しまれつつも閉校となりました。
2017年、震災遺構となり公開されました。
震災直後の状態をできる限り保存し、
津波の爪痕を校舎の中まで入って見ることができます。
震災の脅威を後世に伝えていく震災遺構です。
荒浜小学校の卒業生
庄司智香子さん、川村敬太さんのふたりは
震災遺構となった母校で働いています。
かつては木造校舎であったこと、
松林でキノコ採りをしたこと
地域対抗運動会がよそにないほど
盛り上がっていたことなど、
たくさんの思い出を語ってくれました。
地域に愛された学び舎は、
あの震災を知らない世代や全国の人たちへの
伝承の場となりました。
そして、地域の人々には
いつまでも変わらない心のよりどころです。
【震災遺構・荒浜小学校】
見学時間:午前9時半~午後4時 月曜・第4木曜閉館
仙台市若林区荒浜字新堀端32-1 問)022-355-8517