「龍崎孝が歩く気仙沼」
【鹿折軒(ししおりけん)】
気仙沼の理容室。震災で店も道具も失ってしまったが、
仲間の支援もあり、避難所のボランティア活動にも尽力。
仮設店舗で営業を続け、 元の場所に店を再建。
地域に根ざして盛り立てていきたいと話してくれました。
【男山本店】
1912年創業の蔵元。震災で店舗や貯蔵庫が全壊流出。
しかし、昨年本店舗を昔の形で再建。
建物を通して気仙沼のDNAみたいなものを伝えていきたい。
気仙沼の空のように澄んださわやかな酒を造り続けていきます。
【レストラン ビーチメモリー】
道の駅大谷海岸レストラン。
気仙沼で水揚げされた魚介を使ったメニューや
道の駅カレーが人気のお店。
観光だけではなく復興工事で訪れる方も通っています。
※今月14日までの営業 以降は新店舗へ
道の駅大谷海岸は、3月28日新しくなりグランドオープンです。
【命のらせん階段】
震災時に住民がのぼり30人が助かりました。
気仙沼プラザホテルの女将・田村恭子さんの父親が
1960年のチリ地震津波を教訓に震災の5年前に設置したもので
いまでも保存に尽力しています。
「震災10年石巻に生きる」
【ウィーアーワン北上】
情報発信から福祉まで、幅広く町づくりに励む女性たちの団体。
地元の女性たちが学びながら一歩ずつ作り上げてきました。
また県外から移住して活動する女性も。
地域の推進力となっています。
【にっこり団地】
住民が肩を寄せ合って暮らす北上で一番大きい団地。
ここに移住するまで素人ながらに勉強もし、
だれがどこに住むかを抽選ではなく、
話し合いで決めたのだそう。
地域自治の力のすばらしさを感じました。
【伝八寿司】
地元で唯一のお寿司屋さん。
震災後、仮設を経て本設再開を決断しました。
先に不安はあるけれど「雄勝が好き」だから。
以前より雄勝全体が“ぎゅっ”と
ひとつになっているように感じると話してくれました。
【渚泊ステーション】
現在は、made in雄勝の雑貨やオリジナル商品を販売中。
地域資源をいかした体験型観光に力をいれ、
雄勝の魅力を町の人に改めて感じてもらい、
多くの人達にも伝えていってほしいと活動しています。
【雄勝中学校】
現在、この地域でただひとつの中学校。
2017年に大須中と雄勝中が統合しました。
震災後、全校で取り組んでいる『輪太鼓』。
震災直後はタイヤにビニールテープを貼り
叩いていたのだそう。
校訓“たくましく生きよ”をそれぞれ胸に、
力強く伝統を受け継いでいます。