地域の集いの場、ひみつ基地「砂座(すなざ)」
地元の若者グループ「アオダヌキ」の代表 佐藤慶治さんが
仲間と共に地区100年の古民家を改装してOPENし運営しています。
震災からの復興が進むふるさと南三陸で
若者目線による新しいまちづくりに取り組んでいます。
佐藤さんが震災を経験したのは高校2年の時。
ふるさとの為に働こうと思っていた佐藤さんに
当時 祖父の良治さんが言いました。
「今じゃなくて10年後頑張りなさい。
取りあえず10年間は自分たちが何とかするから、
その町をもっといい町にしていくために
お前たちの世代は頑張りなさい。」
町自体は復興してきたと感じるが、若者の居場所だったり
町の人の好きなことを共有できる場所があったらいいとスタートした砂座。
誰もが低料金で自由に利用することができ
イベントやサークル活動、そして地域の人たちの憩いの場になってきました。
いろいろな人が顔を合わせて話す時間が日常に彩りを加えたり
生きる上で大事な時間。
やっぱり人が集うということに意味があると佐藤さんは話してくれました。
佐藤さんの思い描く南三陸の未来図は
ここ「ひみつ基地・砂座」から始まります。